「主人公の芽衣(小野花梨)が病院で目が覚めたら、1年間の記憶を失っているところから物語は始まるのですが、実際に自分の身に起きたら怖いですよね。起きた瞬間に、“えっ、家族はどこ!?”って真っ先に確認します。仕事もどうなっているか気になりますし、とにかく周囲に“何があったの!”って慌てて聞きまくりますね(笑)」
『私の知らない私』外科医演じる小池徹平
目を覚ますと身に覚えのない新たな幸せを手に入れているとともに、殺人容疑までかけられていたヒロインの羽田芽衣。そんな彼女が、記憶を失った空白の1年を調べる中で、仕組まれた罠や驚愕の秘密に迫っていくヒューマン・ラブサスペンス『私の知らない私』。小池は患者からも信頼の厚い外科医で、芽衣の前に婚約者として登場し夫となる西島奏多を演じている。
「西島は記憶を失って不安な芽衣に寄り添って支えていくパートナー。この作品はとにかく登場人物たちの関係が複雑なんですよ。キャラクターも個性的で強烈ですし、事件が起きたと思ったら伏線回収があったりとか、緻密に計算されたドラマでもあるんです。物語が進むにつれて恐怖度も増していきますし、芽衣に何があったのかが明らかになる過程に注目してほしいです」
ストリートライブは寒いから勘弁?
1月5日に小池は39歳の誕生日を迎え、ドラマの現場でもサプライズで祝ってもらったそう。
「本当にありがたかったです。10代から20代にかけては爽やかな学生とか、まっすぐでフレッシュなイメージの役を演じさせてもらいましたが、30代では癖があったり悪役みたいな役もいただけるようになって。映像作品以外にも『キンキーブーツ』とか舞台もたくさんやらせていただいて、役の幅が広がったし、演じる楽しさをより知ったのが30代だったなって思います」
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私生活でも家族が増え、現在は5歳と3歳の男の子のパパに。
「家族ができたことによって、気持ちの幅も広がって役者としても成長できたと思いますね。家族とはこの年末年始に北海道に行ったり、スカイツリーに上ったり、こま回しとか羽子板とか正月遊びも本当にたくさんやりました(笑)。やっぱり日本で生まれたので、風習や文化、クリスマスみたいなイベントは子どものうちから体験させてあげたいなと思っています」
ウエンツ瑛士とのデュオWaTがメジャーデビュー20年
小池の30代ラストイヤーとなる2025年は、ウエンツ瑛士と結成した音楽デュオ・WaTがメジャーデビューしてから20年。
「そうなんですね。ウエンツとは“誕生日おめでとう”とか何かあった時に連絡はとったりしています。音楽は好きなので何か活動するならいろいろとコンサートで回ったりとか、中途半端じゃなくしっかりやりたいですね。ストリートライブでイチからですか? それはさすがに寒いので、せめて暖かいところでお願いします(笑)」
最近、コレを買いました!
「忙しくて買い物に全然行けてないんです。唯一、年末に家族と北海道に旅行することになって、スキーウエアがなかったので買いました。スキーは小学校のとき以来。SNSで滑っている人の動画を見てイメージトレーニングしたら、一発で滑れました(笑)。子どもを撮影しながら滑ったりして面白かったので、また行きたいですね」
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