【写真】艶やかな和服姿で登場した広瀬すず
本作は、「文化の百花繚乱(りょうらん)」が咲き誇る大正時代を舞台に、実在した男女3人の壮絶な愛と青春を描いた作品。『ツィゴイネルワイゼン』や『セーラー服と機関銃』の田中陽造が40年以上前に書いた幻の脚本を、この脚本に焦がれ続けていた根岸吉太郎監督が16年ぶりにメガホンを取り、映像化した。美しい時代を火花散らすように駆ける3人の男女を広瀬、木戸、そして岡田が演じる。
本作の内容にちなみ「青春時代にやりたかったこと」を答える場面で岡田は、「仕事を始めるのが早くて、高校生のときにはもうお仕事をしていたので、修学旅行に行けなかったんですよ」と告白。修学旅行中に映画の撮影をしていたと振り返り「撮影が終わったあとに友達から毎日『今日はこうだったよ』って電話が来るんですよ。その日はね、泣きましたよ。俺は何をしてるんだろうっていう」と明かした。
すると広瀬も「私も学生時代は仕事で学校に行けないときが続いた」と打ち明け「学校帰りにみんなで制服のまま遊びに行く、みたいなことをやりたくて」と吐露。「制服のまま『授業めんどくさ〜』とか言いながらサボったり、『今日ごはん行っちゃおうよ』みたいな感じで行ったりっていうのがなかなかできなかったので、みんなで遊園地行ったりとか、そういうことをしたかったなという憧れが当時からありました」としみじみ語った。
また、“出会ってしまった”と思うほど深くハマったものを発表することになると、岡田は「私、水を飲むことにハマってて」と回答。広瀬が笑うと、岡田は「『嘘?』と思うじゃん? すっごい水飲むようになったの。1日2リットル飲むって決めて、水を飲むことにハマってるんですよ」とアピールした。
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それには広瀬も「わかる」とうなずき、「この前の取材の日、『元気だな』って」と認め、岡田は「そうでしょ? 最近の岡田将生は元気。みなさん、水です」と笑顔を見せていた。
映画『ゆきてかへらぬ』は、2月21日より全国公開。