「家族とは何か」を問う…小日向文世主演ドラマに高橋海人&山田杏奈ら出演

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2025年01月31日 04:01  cinemacafe.net

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「山田洋次×石井ふく子 ドラマ特別企画『わが家は楽し』」ⒸTBS
小日向文世主演「山田洋次×石井ふく子 ドラマ特別企画『わが家は楽し』」の放送が決定。共演には、戸田恵子、高橋海人(King & Prince)、桜井ユキ、山田杏奈、えなりかずきを迎える。

作・脚本は山田洋次、「渡る世間は鬼ばかり」シリーズの石井ふく子がプロデューサーを務める本作。2人がTVドラマで脚本とプロデューサーを担当するのは、ドラマ特別企画「あにいもうと」以来、約7年ぶり。今作では、夫婦間の離婚問題をきっかけとして、その問題が家族全員の心を揺さぶっていく物語を紡ぐ。

主演を務めるのは小日向文世は、本格的なホームドラマで“一家のお父さん”という役柄を初めて演じる。「僕が演じる幸之助は、そんなことしたら奥さんに嫌われちゃうよ、というような困ったおじさんだなと思います(笑)」と役柄について説明。

続けて、「本当に身近な話だと思いますし、この題材をドラマにしていただいたことが僕はすごくうれしいです。この物語は僕が子どもの時にテレビでよく観ていたホームドラマに近い感じがしてすごく懐かしい、僕の世代の方は特に何とも言えない郷愁を感じると思います」とコメント。

また、「いろんな家族のあり方を深く掘り下げている作品になっていますので、若い世代の方にもこの作品を通して『家族とはどういうものか』ということを考えるきっかけになっていただけたらうれしいです」とメッセージを寄せている。

また、妻役を戸田恵子、夫婦を取り巻く家族たちを、高橋海人(長男)、桜井ユキ(長女)、山田杏奈(長男の彼女)、えなりかずき(長女の夫)が演じる。

戸田は「撮影では、みんなそれぞれ夢中で一生懸命でちょっと不器用で、すごく面白いです(笑)」と報告し、高橋は「このドラマから『家族とは何か?』という事をたくさん感じ取っていただき、観終わった後は家族のみんなと連絡を取るきっかけになればいいなと思います」とコメント。

桜井は「とても温かみのある家族の日常のお話です。でも、その温かさの中にあるちょっとしたひりつきや滑稽さもとても愛おしく。見どころたっぷりです。この不思議な愛すべき家族の日常を、温かく見守って、そして楽しんでいたただけたらうれしいです」と語る。

山田は「私は高橋海人さん演じる和夫の彼女・美鈴役として参加させていただいていますが、美鈴が一家にどのように関わってくるのかも注目して観ていただけたらうれしいです。お楽しみに!」と呼びかける。

えなりは「僕は小日向さんと戸田さんの大ファンなので、お芝居を目の前で見られたことがとても幸せでした。あのお二人の掛け合いを皆さんにもぜひ観ていただきたいです。すごいお芝居の応酬なので、すごく見応えがあると思います。ぜひご覧ください!」と見どころを話している。

あらすじ

仕事一筋だった主人公・平山幸之助(小日向文世)は、長年勤めた会社を定年退職。妻の史枝(戸田恵子)と共に穏やかな余生を送ることを楽しみにしていた。しかし、専業主婦である史枝には、実は「ブックカフェを開業したい」という密かな夢があった。史枝は、幸之助の退職金を使ってカフェを始めたいと考えていたが、幸之助はこれに猛反対。これがきっかけで家族たちを巻き込む離婚問題にまで発展。

この事態に、同居する長男で大学生の和夫(高橋海人)は、自分の将来について悩みながらも、両親の離婚話にどう関わるべきか戸惑い、彼女の吉岡美鈴(山田杏奈)にも相談する。だが、そんな美鈴には和夫の知らない過去があった。

また、長女で税理士をしている濱口遥(桜井ユキ)は、結婚して実家を離れているが、この騒動に心を痛め、夫の雄太(えなりかずき)と共に両親の関係を修復させるべく働きかける。

そして、家族たちが幸之助と史枝の行く末を心配する中、予期せぬ出来事が発生する。
「山田洋次×石井ふく子 ドラマ特別企画『わが家は楽し』」は3月13日(木)21時〜TBSにて放送。

※高橋海人の「高」は、正しくは「はしごだか」




(シネマカフェ編集部)

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