ダイアモンド☆ユカイ「覚悟が、その目の奥に強く宿って」森永卓郎さんと最後にあった日を回顧

0

2025年01月31日 06:00  日刊スポーツ

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

日刊スポーツ

ダイアモンド☆ユカイ(2024年5月撮影)

歌手のダイアモンド☆ユカイ(62)が30日までにアメーバブログを更新。28日に67歳で亡くなった、経済アナリスト森永卓郎さんへ感謝を述べた。


「森永卓郎さんへ」と題し「私がロックミュージシャンとして活動を始め、タレントとしての仕事も手掛けるようになってから約20年。バラエティ番組で何度かご一緒させていただきました。その際、楽屋で各タレントのマニアックなグッズを集めていると伺い、私のロック関連のものも持っていらっしゃったことに驚きました。本当にユニークで愉快な方でした」と森永さんの人柄を思った。


「最後にお会いしたのは、森永さんが癌を公表され、数々の警告の本を出版された後でした。加藤浩次くんと進藤晶子さんの『がっちりマンデー』に出演されていた際、楽屋でお話を伺う機会がありました」と振り返り、「森永さんの知性や物腰の柔らかさは以前と変わらない一方で、この衰退する日本の未来を憂い、命を懸けて警告を発し続けるという覚悟が、その目の奥に強く宿っているのを感じました。その力強さには、胸を打たれる思いでした」と最後に森永さんと会った日を回顧し、ツーショット写真を添えた。


「森永さんのような勇気ある日本人がいたことを誇りに思います。同時に、この日本の精神や美徳が失われないように、私たちも森永さんの勇気を胸に刻み、それぞれができることを真剣に取り組んでいかなければならないと心から感じています」と決意を記し、「日本は、四季折々の美しい自然に恵まれた、世界でも稀な歴史深い国です。同時に、災害大国でもあります。そんな日本がこれまで存続してこられたのは、『和を以て尊しとなす』という聖徳太子の精神を受け継ぎ、森永さんのような方や名もなき多くの勇気ある人々が、その美徳を守り続けてきたからだと思います」と記した。「森永卓郎さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。すべては空、縁起を大切に−−人生は一期一会。感謝を込めて。ユカイ」とつづった。

    ニュース設定