新たなミュージカル版として実写映画化する『白雪姫』のプレミアム吹替版において、白雪姫を俳優・吉柳咲良が務めることが分かった。
白雪姫は『ウエスト・サイド・ストーリー』のレイチェル・ゼグラー、女王は『ワイルド・スピード』『ワンダーウーマン』シリーズのガル・ガドットが演じる本作。
プレミアム吹替版は、一流の演技力と歌唱力を兼ね備えた豪華キャストが集結した日本語吹替版作品。吉柳は、ミュージカル「ピーター・パン」の10代目ピーター・パン役に抜擢され俳優デビューし、ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」ではジュリエット役、連続テレビ小説「ブギウギ」でも歌唱を披露、ソロアーティストとしてもデビューするなど高い歌唱力が評価されている。
オーディションで役を射止め、今作が吹き替え声優初挑戦となる吉柳は「本当ですか!?と思わず声が出てしまいました。やっぱりどうしても受かりたかったので、素直にとても嬉しかったですし、すごくほっとしました」と喜びと同時に、安堵もしたそう。
また、「歌がとても重要になってくると思っていたので、ボイストレーニングをして音域を自分で色々試しました」とトレーニングを行いオーディションに臨んだ。
レイチェル・ゼグラーの歌声について「どう表現していいのか私の語彙力ではちょっと表せないぐらい凄くて、初めて聞いたときに一瞬で心奪われました。力強さから柔らかさまで繊細に表現されていて、絶対に楽曲を映画館で聴きたいって思ったくらい歌声が心に響いたので、レイチェルさんの声量や表現を汲み取れるように、めちゃくちゃ聞きました」と素直な思いを打ち明ける。
続けて、「可愛らしくて優しくて他人想い、心が綺麗でピュアなところに加えて芯がちゃんとある。可愛らしさと凛とした姿どちらもある人物だからこそ、皆が愛すべきキャラクターになっているのかなと思います」と白雪姫の魅力について語った。
そして「白雪姫の中の成長や優しさから強さまで、すごく繊細に表現していかなければいけないという覚悟を持って、沢山考えていっぱい練習もしてきました。なにより歌が全曲すごく素敵だと思うので、シーンごとに使われている音の違いをぜひ楽しんでいただきながら、この白雪姫の世界を堪能してもらえたらと思います」とメッセージを寄せている。
さらに今回、特報映像のプレミアム吹替版が初公開。楽曲「口笛ふいて働こう」のワンフレーズを歌う吉柳の歌声にも注目だ。
『白雪姫』は3月20日(木・祝)より全国にて公開。
(シネマカフェ編集部)