埼玉県八潮市で道路が陥没し、トラックが転落した事故を受け、中野国交大臣は人命救助に全力を尽くすとしたうえで、「事故が起こったことを重く受け止めている」と述べました。
今月28日朝、埼玉県八潮市で道路が陥没し、トラックが転落した事故は、発生から72時間が過ぎましたが、男性運転手の安否はいまもわからず、救助活動が進められています。
きょう、閣議後の会見で中野国交大臣は、取り残されている男性運転手の救助活動に「国土交通省としても全力を尽くす」と述べた上で、現地に専門家を派遣するなど、応急復旧作業の準備を進めていると話しました。
中野洋昌 国交大臣
「このような事故が起こったことを重く受け止め、事故原因の調査結果なども踏まえて、強靱な下水道の確保のために、必要な対応をしっかりと検討、実施してまいる所存です」
下水道管の腐食による破損が陥没事故の原因とみられていることについて中野大臣はこのように述べ、全国の下水道管理者に対し緊急点検を要請し、今後、必要な対応を検討していくとしています。
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