石破総理は31日、衆議院・予算委員会への参考人招致が決まった安倍派の元会計責任者について、「検察による厳正な捜査がおこなわれ、決着がついている。民間人を参考人として招致するのは慎重であるべき」と強調しました。そのうえで、「今は民間人であって、自民党と直接関係はなく、出なさいなどと言う立場にはない」と話し、自民党総裁として出席を促すことにも否定的な考えを示しました。
元会計責任者をめぐっては、30日に野党の賛成多数で衆議院・予算委員会への参考人招致が議決されていますが、議決に強制力はなく、元会計責任者は自民党に対し、招致には応じない意向を伝えています。