岡本圭人、紀伊国屋演劇賞個人賞受賞に感涙 父・岡本健一、Hey!Say!JUMPに感謝

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2025年01月31日 17:55  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

59回紀伊国屋演劇賞の授賞式に出席した岡本圭人

岡本圭人(31)が31日、都内で、個人賞を受賞した第59回紀伊国屋演劇賞の授賞式に出席。涙ながらに受賞を喜んだ。


舞台「La Mere 母」、父の岡本健一と親子初共演し単独主演を務めた「Le Fils 息子」での演技が評価された。


岡本は出演中の舞台の本番を終えた足で、授賞式に駆けつけた。21年にHey!Say!JUMPを脱退し役者業に専念。「小さい頃から舞台が大好きで泣いたり笑ったり、希望を見いだしたり。いろんな感情を舞台や演劇で教わってきた」と回想。受賞をよろこびつつ「今まで人に認められたり褒められたりと賞とは無縁の人生でした」と恐縮した。


「Le Fils 息子」で演じたニコラは自身にとっても特に思い入れのある一作となったという。「俳優になって1つ目の作品で、父親と親子共演というとんでもないプレッシャーでした」とも明かした。「ニコラで演劇賞を取れたのがとてもうれしいです。自分がニコラを演じられると信じてくれたプロデューサーさん、父の岡本健一、キャストのみなさん。ニコラで受賞できました。とてもうれしく思っています」と目を赤くした。時折言葉を詰まらせ、思わず手で顔を覆う場面も。声を振り絞り「自分のことを産んでくれた母親、父親、ファンの皆さま俳優の道に歩んでいけると信じてくれた仲間のHey!Say!JUMPのみんな。今まで演劇で出会った全てのキャストの皆さま、友人たち。何よりも、お客さま1人1人のおかげで自分はここに立てていると思います。この賞に恥じぬような役者になって、人生を歩んでいきたいと思います」と語った。


表彰式では、受賞理由として、フランスの独特の空気感を舞台で体現していたことや、若い世代の感受性を観客に伝えるのが巧みさやなどが評価された。また、実の父親との共演も「観客がその時間を共有でき、エキサイティングな結果を残した」とも評された。

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