衆参両院はきょう(31日)、皇室の課題に関する与野党の協議会を開き、額賀衆院議長は、皇族数の確保策についてはいまの国会中に結論を得たいとの認識を明らかにしました。
衆参両院は、去年5月から皇族数の確保策に関する議論を開始し、女性皇族が結婚後も皇族に残る案について「喫緊の課題として認める方向でおおむね共通認識が得られた」とする中間報告をまとめていました。
石破政権の発足後、議論は中断していましたが、衆参両院はきょう(31日)、与野党協議を再開しました。
協議で、額賀衆院議長は皇族数の確保策について、いまの国会中に結論を得たいとの考えを表明し、各党の代表者から異論などは出なかったということです。
また、今後の協議の進め方については、▼女性皇族の婚姻後の配偶者および子の身分と▼皇統に属する男系男子を養子に迎えることの2点を論点として、2月と3月に集中的に議論を行っていくことを確認しました。
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