埼玉県八潮市で起きた道路陥没を受け、国土交通省は下水道の専門職員など6人を現地に派遣した。現場の穴に流れ込む汚水の量を減らすための対策や、復旧工事の方法などについて助言している。
中野洋昌国交相は31日の閣議後記者会見で「(安否不明となっている運転手の)救助が完了次第、すぐに応急復旧作業に着手できるよう、関係機関が連携して準備を進めている」と述べた。
国交省はまた、大規模な下水処理場につながる直径2メートル以上の下水管について、腐食などの異常がないか緊急で点検するよう都道府県などに通知している。該当する下水管は埼玉、千葉、東京、神奈川、大阪、兵庫、奈良の7都府県にある。異常があれば2月7日までに国交省へ報告し、補修するよう求めている。【原田啓之】
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