お笑いタレントの「キム兄」こと木村祐一(61)が、30日夜放送のABCテレビ「やすとものいたって真剣です」(木曜午後11時17分=関西ローカル)にVTR出演。MCの立場から見た、重宝する芸人像について語った。
京都出身の木村が名店を紹介する番組恒例企画で、この日はNSC(吉本総合芸能学院)時代に生徒だったさや香の2人を案内した。
木村は、さや香について「初めて見たとき、カッコええなって思ったよ。テレビでも忙しなるやろなって」と述懐した。
そして「テレビは元気いっぱいの人が好きやから。誤解のないようにですけど、ワーっ! と言うてくれる人の方が、MCは助かる。邪魔したらアカンと最初は思いがちやけど、MCやってみたら、おとなしいヤツはいらんねん」と続けた。
MCの目線から見た“ありがたい”芸人について、さらに詳しく語った。
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「何もなくても、しゃべりだすのがええ。なかったらないでも、イケるやん。『何やそれ!』って言ってもらえる。常にMCが(明石家)さんまさんや、と思ってたらええかも。拾われなかったら『拾ってくれへんのかい!』って言うたらええしな。そんなやつの方がオモロイ」
そんな木村について、さや香新山は「昔のイメージと全然ちゃいます…」。丸刈り姿で「世の中のすべてのことに立腹している」印象だった講師時代とのギャップに言及。木村は「今は炎上もあるからさ」と苦笑いで返していた。
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