北海道札幌市出身の演歌歌手小山雄大(21)が1日、北海道江差町で行われた「第25回 冬江差“美味百彩”なべまつり」に参加し、「江差観光ふるさと大使」に任命された。
江差町は小山にとって思い入れが深い。
民謡を習っていた子ども時代に、民謡の全国大会「江差追分全国大会」で何度も訪れ、13年の「第17回江差追分少年全国大会」では優勝を飾った。
昨年4月10日発売のデビュー曲「道南恋しや」の歌詞にも「江差」が登場する。同曲のミュージックビデオはYouTubeで再生数120万回を突破し、昨年の日本レコード大賞新人賞を受賞して全国に「江差」の名前を届けてきた。
江差観光コンベンション協会会長の西海谷望氏から委嘱状を受け取った小山は「幼いころから追分の全国大会で毎年のように通っていた江差町から観光大使に任命いただきまして本当にうれしいです。『道南恋しや』をこれからも大事に歌っていくことで、江差町をPRしていきたい」とコメント。西海谷会長は「小山さんと江差町はたくさんのご縁があり、このたび、観光ふるさと大使に任命させていただきました。今後も是非さまざまなところで歌を通じてPRしてほしい。当協会としても、ともに頑張ってまいります」と激励した。
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その後の歌謡ショーでは所属事務所「ミイガンプロダクション」の先輩・三山ひろしの「北海港節」、北海道出身の三橋美智也のヒット曲「江差恋しや」などを歌唱。アンコールでは3月5日発売の新曲「じゃがいもの花」を初披露した。
小山は新曲について「『花言葉は 恩返し…』という歌詞の通り、この『じゃがいもの花』でお世話になったファンの皆さまに恩返しをしたい。また、じゃがいもは北海道の特産品。『道南恋しや』に続いて『じゃがいもの花』も北海道の皆さまに愛してもらえるよう沢山歌っていきたい」と力強く語った。
この日、楽曲のテーマである「思いやり」や「母への感謝」を表現したというジャケット写真と最新アーティスト写真も公開した。
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