元NHKアナウンサーの膳場貴子(49)は2日、キャスターを務めるTBS系「サンデーモーニング」(日曜午前8時)に出演し、中居正広氏(52)の女性トラブル報道を発端にさまざまな問題が表面化したフジテレビについて言及した。
番組では、1週間のニュースを振り返るコーナーでフジテレビの問題に触れ、中居氏の報道をめぐり「週刊文春」が当初の記載を一部訂正していたことについても言及した。
週刊文春は1月28日、昨年12月26日発売号の記事で報じたフジテレビ社員の関与について、電子版で内容を一部訂正し、謝罪した。女性がフジ社員から会食に「誘われた」と報じたが、その後の取材で「中居氏に誘われた」ことが判明したためとし、27日午前6時30分に有料電子版で修正し、28日になって公式HPで「おわびして訂正いたします」と謝罪。訂正文では、女性がこの会食を「フジ社員がセッティングしている会の”延長”と認識していた」とし、1月8日発売号以降の第2弾では訂正した内容で報じているとしているが、A氏のトラブルへの関与の有無は肝の部分で、修正対応のあり方も含め、文春側に対する批判が強まる事態となっている。
膳場は、文春側の訂正内容や、文春側の訂正内容を受けて、フジテレビの清水賢治新社長が取材に応じた際、文春に対する対応策として「あらゆる選択肢が検討のもとにある」と述べたことに触れた。
その上で「週刊文春の記事は訂正されましたが、人権軽視の企業風土であるとか、構造の問題というのはまだ課題として残っています」と、フジテレビについてコメントした。
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