<陸上:別府大分毎日マラソン>◇2日◇大分市高崎山うみたまご前〜大分ジェイリーススタジアム(42・195キロ)
今大会限りでの競技引退を公表している青山学院大・若林宏樹(4年)が、ラストランで日本人1位となった。
日本人初マラソン最高記録&日本学生新記録となる2時間6分7秒をマーク。優勝したキプチュンバ(ケニア)と6秒差の2位に入り、今年9月の世界選手権東京大会の参加標準記録(2時間6分30秒)も突破した。
ゴール後には、TBS系の中継で解説を務めた青学大・原晋監督に「4代目山の神の称号を与えます」と語りかけられ、「あははは。いや箱根じゃないですけど」と冷静なツッコミを見せる場面もあった。
記録づくしの引退レースに、青学大OBで「3代目山の神」として知られる神野大地も自身のX(旧ツイッター)で「若林選手これで引退は逆にカッコいい!」と投稿。同時に「一応もう一回スカウトしようかな」ともつづった。
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若林は今年の箱根駅伝で山登りの5区を走り、区間新記録を樹立。2年連続8度目の総合優勝に貢献し「若の神」との愛称で親しまれている。すでに大学卒業をもって競技から退くと公表しており、今春からは日本生命で働く予定となっている。
神野は3年時の箱根駅伝で5区区間賞を獲得。現在はM&Aベストパートナーズで選手兼監督を務めている。
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