リヴァプールに所属するエジプト代表FWモハメド・サラーが、プレミアリーグ通算得点数で6位に浮上した。2月1日、プレミアリーグ公式サイトが伝えている。
サラーは2月1日に行われたプレミアリーグ第24節のボーンマス戦に出場すると、30分にPKを決めて先制点をマーク。さらに、75分にはペナルティエリア内でパスを受けてから、左足で華麗なコントロールシュートを決め、88分に遠藤航と交代するまでプレーし、2−0での勝利に大きく貢献を果たした。
この結果、今シーズンのプレミアリーグでは21ゴールを挙げているサラーは、プレミアリーグ通算得点が「178」に到達。これにより、元イングランド代表MFフランク・ランパード氏の「177」を超え、歴代得点ランキングで単独6位に浮上した。
なお、前節のイプスウィッチ戦(○4−1)の1ゴールで元フランス代表FWティエリ・アンリ氏の記録を上回っていたサラーは、歴代5位の元アルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロまでは6点差となっており、今季中にこれを更新できるかにも注目が集まることとなった。
また、サラーはこの試合の2得点でヨーロッパのクラブキャリアでの公式戦通算301ゴールに到達し、大台を突破。そのうち236ゴールがリヴァプール在籍時となっており、そのほかは、バーゼルでの20ゴール、チェルシーでの2ゴール、フィオレンティーナでの9ゴール、ローマでの34ゴールとなっている。
さらに、ボーンマス相手にはこれがプレミアリーグでは通算11ゴールとなり、サラーが同大会で10ゴール以上を決めた7チーム目だという。なお、プレミアリーグの歴史上、これよりも異なる相手に対して2桁得点を決めた選手は、元イングランド代表FWアラン・シアラー氏(12チーム)だけであることも伝えられている。
プレミアリーグの歴代得点ランキングは以下の通り。
1位 アラン・シアラー(260ゴール、440試合)
2位 ハリー・ケイン(213ゴール、320試合)
3位 ウェイン・ルーニー(208ゴール、491試合)
4位 アンディ・コール(187ゴール、414試合)
5位 セルヒオ・アグエロ(184ゴール、275試合)
6位 モハメド・サラー(178ゴール、286試合)
7位 フランク・ランパード(177ゴール、609試合)
8位 ティエリ・アンリ(175ゴール、258試合)
9位 ロビー・ファウラー(163ゴール、379試合)
10位 ジャーメイン・デフォー(162ゴール、496試合)
【ハイライト動画】ボーンマスvsリヴァプール