【写真】唐丸(渡邉斗翔)の異変に気付く蔦重(横浜流星) 『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』第5回「蔦に唐丸因果の蔓」場面カット
本を作っても版元にはなれないことを鱗形屋(片岡愛之助)から告げられた蔦重は、版元になる方法を模索し始める。
一方、唐丸のもとに向こう傷の男(高木勝也)が姿を見せ「久しぶりだなぁ」と声をかける。何も覚えていないという唐丸に、男は近付きながら「じゃあ教えてやろっか? おめえがどこの誰で、あの日、何をしたか」と語りかける。思わず目を伏せた唐丸が立ち去ろうとしても、男はしつこく付きまとう。その後、男は蔦屋にも姿を見せ、唐丸を脅し金の無心をする。
「博打ですっちまってさぁ、もっぺん頼むわ」と再び男が姿を見せると、唐丸は「お奉行所に言うよ」と抵抗。すると男は笑いながら「言ってみろ。俺はお前があの日、何したか言うけどな」と応じ「とっくに詰んでんだよ、お前は」と脅し続ける。
ある日の早朝、目覚めた蔦重は唐丸がいないことと銭箱がないことに気付く。一方の唐丸は、カギのかかった銭箱を男に渡しつつ「もうあの店には構わないで!」と訴える。そしてカギを開けようと必死になる男の一瞬の隙をついて、唐丸が背後から体当たり。2人はそのまま川へ転落してしまう。
蔦重が唐丸の行方を必死に追う中、向こう傷の男が水死体で発見される。しかし唐丸の行方が依然としてわからないまま第5回が幕を下ろした。
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