俳優の鈴木亮平と有村架純が兄妹役で共演する映画『花まんま』(4月25日公開)のイメージソングを、AIが担当することが明らかになり、書き下ろしの楽曲「my wish」を使用した予告映像が公開された。
【動画】映画『花まんま』イメージソング入り本予告 本作は、作家・朱川湊人の代表作で、ある兄妹の不思議な体験を描いた短編集『花まんま』(文春文庫)を、映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』、『そして、バトンは渡された』などの前田哲監督が映画化。
大阪の下町で兄妹二人暮らしの兄・俊樹(鈴木)は、早くに亡くなった父と交わした「どんなことがあっても妹を守る」という約束を胸に、妹のフミ子(有村)を守り続けてきた。妹の結婚が決まり、親代わりの兄としてはやっと肩の荷が下りるはずだったのだが、遠い昔に二人で封印したはずの、フミ子の“秘密”が蘇り…。兄妹、親と子、家族がそれぞれを強く思い合う姿を描いた胸に迫る作品。
映画サイドから本作イメージソング書き下ろしのオファーがあった際、AIは『花まんま』という映画のタイトルに一瞬驚いたものの、「役者さんも内容も素晴らしすぎて久々に笑って泣いて感動しました」と絶賛。「こんな素晴らしい映画のイメージソングが歌えて光栄です!!!」と大喜びしている。
楽曲を聴いた鈴木は「静かなメロディーの中に、『花まんま』の世界と、この物語に込められた“願い”が繊細に映し出されていると感じました。静謐(せいひつ)で重厚な旋律に、AIさんの奥深く豊かな歌声が寄り添って、まっすぐに紡がれた言葉の一つ一つが心の奥へと染み込んでくるようです」。
有純も「いつまでも兄と妹を見守ってくれる母のような安心感をくれるこの歌が、あの頃の温かさを思い出し、私もいつの間にかこんなに大人になったんだなぁと感慨深くもなりました」と、それぞれコメントを寄せている。
そんな「my wish」を使用した予告映像は、早くに両親を亡くした兄・俊樹と妹・フミ子の日常からスタート。フミ子と太郎(鈴鹿央士)の結婚が決まり、誰もが待ち遠しい日々を送る中、フミ子に”別の家族の記憶”があることが明らかになる。妹の幸せを願う俊樹の純粋な想いと、フミ子がどうしても叶えたい願いが交錯する中、AIの「願いはいつか叶う」という歌詞が優しく寄り添っていく。
幼なじみ・駒子(ファーストサマーウイカ)の強烈なビンタを浴びた俊樹は、何かが吹っ切れたかのようにある所へと向かう。そして、花嫁姿のフミ子の元に「でっかいプレゼント持ってきたで!」と満面の笑みで駆けつける姿が映し出される。
兄妹愛と〈秘密〉に満ちた予告映像は、「忘れられない感動のラスト5分」のテロップとともに、披露宴で涙を流す二人の姿で締めくくられる。俊樹が用意したフミ子へのプレゼントとは一体何なのか――。
あわせて本ポスタービジュアルも解禁。妹の幸せを願い笑みがこぼれる兄・俊樹と、憂いつつもどこか強い意志を感じさせるフミ子の眼差しが印象的。そんな二人を包み込むかのような太郎と駒子の優しい表情と「最後に、会いたい人がいる」のキャッチコピーが加わり、より一層エモーショナルなデザインとなっている。
■AIのコメント(全文)
花まんまってタイトルで、え?!どんな映画!?wって思いましたが、、素晴らしかった。
役者さんも内容も素晴らしすぎて久々に笑って泣いて感動しました。
こんな素晴らしい映画のイメージソングが歌えて光栄です!!!
■鈴木亮平(加藤俊樹役)のコメント(全文)
「my wish」を初めて聴いた時、その静かなメロディーの中に、『花まんま』の世界と、この物語に込められた「願い」が繊細に映し出されていると感じました。
静謐で重厚な旋律に、AIさんの奥深く豊かな歌声が寄り添って、まっすぐに紡がれた言葉の一つ一つが心の奥へと染み込んでくるようです。皆様もぜひ、映画『花まんま』とともに、この名曲を存分に味わってください。
■有村架純(加藤フミ子役)のコメント(全文)
いつまでも兄と妹を見守ってくれる母のような安心感をくれるこの歌が、あの頃の温かさを思い出し、私もいつの間にかこんなに大人になったんだなぁと感慨深くもなりました。
慈愛に満ちたこの曲も併せてこの作品も楽しんでいただけるとうれしいです。
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