6人組グループ・SixTONESの京本大我が、2025年9月に日生劇場で上演されるミュージカル『Once』に主演することが決定した。アイルランドの首都・ダブリンという移民の街を舞台に、美しい音楽と共に丁寧に描かれた人生の再生の物語。30歳を迎えて初舞台となる京本が人生の悲哀を背負った大人の男として新境地を見せ、ミュージシャン役として舞台では初のギター弾き語りにも挑戦する。
【動画】6人がわちゃわちゃ!SixTONESが揃って喜びのインタビュー 2007年に公開されたアイルランド映画をもとにした今作は世界中で上演。失恋を機にミュージシャンの道をあきらめようとする“ガイ”(京本)と、音楽を通して出会ったチェコ移民の“ガール”、そしてダブリンで暮らす個性豊かな人々との心の交流を切なくも優しいまなざしで描きだす。稲葉賀恵氏(文学座)が演出を務める。
チェコ移民の“ガール”を演じるのは、sara。“ガイ“の父親ダ役は鶴見辰吾。近年舞台でも幅広い役で好演を重ねている鶴見が、“ガイ“に寄り添う父親を演じる。“ガール”の母親、バルシュカ役を務めるのは、斉藤由貴。
さらに、『呪術廻戦』主人公虎杖悠仁役などを務める声優・榎木淳弥、こがけん、佐藤貴史、小柳友をはじめ、ミュージカルには欠かせない存在の上口耕平、竪山隼太、土井ケイト、青山美郷、新井海人と、実力と唯一無二の個性を有したキャスト陣が集う。
音楽により出会い、音楽によりつながり続ける、“ガイ”と“ガール”の淡い恋模様、そしてダブリンという、多様なアイデンティティが混在した移民たちの街での、人と人とのめぐり逢い。今の日本に生きる私たちにも、切なく大切なものを残してくれる名作に注目だ。
■主演・京本大我コメント
京本大我です。
ジョン・カーニー監督の映画「ONCE ダブリンの街角で」が原作ですが、「はじまりのうた」、「シング・ストリート 未来へのうた」なども含め、もともと監督の作品が大好きだったので、ブロードウェイでも上演されている「Once」に出演させていただけること、非常に光栄に思います。
歌だけではなく、楽器の演奏もすることになると思います。皆さんの心に響く表現ができるよう、作品としっかり向き合い、責任を持って務めさせていただきます。楽しみに待っていてください。
劇場でお待ちしております。
■あらすじ
物語はアイルランドの首都ダブリン。“ガイ”(京本大我)は、自作の歌を路上で弾き語りしている貧しいストリートミュージシャン。父親の店で掃除機修理をして働いている。情熱を注いできた音楽も評価されず、失恋を機に音楽をやめることを考え、最後の路上ライブをしていた時、彼の音楽に心惹かれたチェコ移民の“ガール”(sara)と出会う。“ガール”は、“ガイ”に掃除機修理を依頼し、代金としてピアノの演奏を提案する。渋々“ガール”に連れられ訪ねた楽器店で、“ガイ”はギター、“ガール”がピアノを奏で、“ガイ”が前の恋人に向けて作った曲「Falling Slowly」を一緒に歌う。出会ったばかりの2人は音楽によって互いに心を通わせていくのだった―