2月3日、全日本スーパーフォーミュラ選手権(SF)に参戦するPONOS NAKAJIMA RACINGは、2025年シーズン用のマシンカラーリングを公開した。
昨季2024年から引き続き『にゃんこ大戦争』などのスマートフォン向けオリジナルゲームを開発するポノスとパートナーシップを結び、国内最高峰のフォーミュラカーレースであるSFを戦っていくPONOS NAKAJIMA RACINGは、継続起用となる佐藤蓮のチームメイトとして、昨シーズン限りでSFを引退した山本尚貴に代わりイゴール・オオムラ・フラガを迎える。
フラガは昨シーズン、同チームのリザーブドライバーを務めており、11月に鈴鹿サーキットで実施されたSF公式テスト/ルーキーテストでは3日間を通してPONOS NAKAJIMA RACINGのマシンをドライブ。最終日のルーキーテストでは64号車を駆りトップタイムを記録している。
そんな新体制で2025年シーズンに臨むチームは、2月18〜19日に鈴鹿で行われる公式テストに先駆け、SF参戦4年目となる佐藤がドライブする64号車と新人フラガの65号車に施されるマシンカラーリングを発表した。
新しいカラーリングは基本色となるオレンジとネイビーの配色はそのままに、サイドポンツーンがホワイトからネイビーに置き換えられたほか、リヤウイング翼端板が上からオレンジ、ホワイト、ネイビーの3色になるなど細かなアップデートが見られる。
2025年仕様のマシンカラーリング発表に際し、チームを率いる中嶋悟総監督はプレスリリースを通じて次のようにコメントしている。
「ポノス様と2年目のシーズンを迎えられることに喜びを感じております。カラーリングはアップデートをし、精悍さが増しました」
「また、今シーズンはイゴール選手が加わり、チームの雰囲気も大きく変わりました。昨年よりも良いシーズンにしたいと思っておりますので、熱いご声援をよろしくお願いいたします」
ドライバー両名も新シーズンに向けて意気込みを語った。
「2024年は良いところを走る機会は多かったものの、嚙み合わない部分が多く結果を残すことができませんでした」と佐藤。「今シーズンは開幕戦から流れを掴み、最終戦までチャンピオン争いに残ることができるように全力で戦っていきますので、応援をよろしくお願いします」
ルーキーとして国内トップフォーミュラ・シリーズに挑戦するフラガは、「PONOS NAKAJIMA RACINGでレギュラードライバーとして戦えることが本当に嬉しいです」とコメント。
「2023年のルーキーテストから始まり、これまでにないチャンスを頂きました。自分の力を発揮できるようにチームと一緒に全力で頑張りますので、ご声援をお願いします」
■チーム PONOS NAKAJIMA RACING
総監督:中嶋悟
監督:伊沢拓也
カーナンバー:64/65
ドライバー:佐藤蓮/イゴール・オオムラ・フラガ
エンジニア:加藤祐樹/岡田淳