フジテレビで3日の午後1時50分から再放送されているドラマ『離婚弁護士 #10』(2004)のテーマが、皮肉にも今のフジテレビが抱える問題を扱っていることから、SNSでは「今のフジにタイムリーじゃん」などの反響が寄せられている。
【写真】『離婚弁護士』で”セクハラされた女”を演じた人気女優 ドラマ『離婚弁護士』は、不本意ながら離婚訴訟をはじめとする家事事件を扱うことになった弁護士・間宮貴子(天海祐希)が、依頼人との交渉を通して、弁護士という仕事をあらためて見つめ直すようになるまでの人間ドラマ。
この日放送の第10話のタイトルは「セクハラされた女」。「業界ビッグ3」とも言われる大手法律事務所への移籍話を持ちかけられた貴子のもとに、セクハラ被害を訴える女性(鈴木紗理奈)がやってくる。しかしそれは、しかしそれは、今回の移籍話の鍵を握る人物が、法務部長を務める大手企業での出来事だった。
移籍話の障害にもなりうるこの案件の扱いに頭を痛める貴子。依頼者のあいまいな証言にも不審感を抱いていた貴子が出した結論とは…。
大企業のセクハラでという、フジテレビにとって当事者ともいえる問題を描いているだけに、SNSでは「このドラマはセクハラの啓蒙20年位前からしてるのに、フジテレビ上層部に届かなかったのか…」「このタイミングで『離婚弁護士』のセクハラパワハラ問題の回を再放送するフジテレビさんメンタル強い(たまたまだと思うけど)」などの声があがっている。