スズキ、新型『ジムニー・ノマド』の注文受付を一時停止し謝罪。発表後5日で約5万台を受注

　スズキは2月3日、新型『JIMNY NOMADE（ジムニー・ノマド）』について、注文受付を一時停止すると発表した。

　2025年4月3日の発売が予定されているジムニー・ノマドは、先月30日に発表されたばかりのスズキの新型モデル。同社のラインアップのなかでも、とくに人気を誇る四駆動車である『JIMNY（ジムニー）』の5ドア仕様だ。価格は265万1000円から275万円（税込）。

　スズキによると、ジムニー・ノマドは発表からわずか5日間で約5万台分のオーダーが入っているという。これは1200台／月の販売計画台数を大きく上回るものだ。

　このような状況から、同社はジムニー・ノマドの新規注文受付を一時的にストップ。声明において、「早期に受注を再開できるよう、全社を挙げて取り組んでまいりますので、今しばらくお待ちいただけますよう、よろしくお願いいたします」と述べている。

　また、すでに注文済みの車両については、「一日でも早くお届けできるよう、継続して対応に努めてまいります」としたスズキは、「ご検討並びに、ご注文いただいているお客様には、多大なるご迷惑をお掛けいたしますことを心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。

　今回の注文受付の一時停止措置を受け、全国のショッピングモールなどで予定されていた先行展示会、ならびに各種イベントでの展示も中止となることがあわせてアナウンスされている。