1日放送のTBS系『報道特集』では、「フジテレビ問題〜メディア業界で女性は…」と題した企画を届けた。
【写真】『報道特集』でフジテレビ問題を特集 山本恵里伽アナのコメントも 番組では「中居正広さんと女性の間のトラブル。女性からの訴えに適切に対応していたのでしょうか。そしてテレビ局などメディア業界は、女性や性の問題をどう扱ってきたのでしょうか」との問いかけで、識者や業界関係者への取材を行った。
コーナー終盤には、山本恵里伽アナが取材を通して感じた自身の思いを伝えた。
■山本恵里伽アナのコメント全文
私は今回、女性記者3人にお話を伺いましたけれど、新聞社のお2人が「テレビ局は、特にルッキズムの価値観が強い」とおっしゃっていたんですね。たしかに、私自身、見た目について言及されること、多々ありますし、若手の頃は、そういったことに対して強い拒否感を違和感を覚えていた。だけれども、入社して10年近くが経った今は、正直、何も感じなくなってしまっている自分に気がついたんです。
もしかすると、私もそういった価値観を醸成するひとりになっているかもしれないと、今回の取材で感じました。そして、この一連の報道でですね、テレビ局で働く女性に対するイメージが、明らかに悪くなっていると思います。でも、それがすべてではないですし、そういった目を向けられることに傷ついている人たちがいるんだよということを、みなさんには知っていただきたいと強く感じます。