デジタル写真集『特別な距離〜prologue〜』が大ヒット。2024年6月にSKE48を卒業し、現在は女優として活動する北野瑠華（きたの・るか）が週刊プレイボーイの公式YouTubeチャンネルの『デジタル写真集、本人が語ってみた！』に登場してくれた。
『本人が語ってみた！』は、人気女優やタレント、アイドルが、自身のデジタル写真集について撮影エピソードを織り交ぜながら解説するプログラム。このインタビューでは、動画に収まりきらなかったデジタル写真集の撮影裏話や現在の心境などについて語ってくれた。
──大好評のデジタル写真集『特別な距離〜prologue〜』から「一番お気に入りのカット」「一番苦労したカット」「一番セクシーなカット」などをご紹介していただきました。
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北野 それぞれお気に入りのポイントを話させていただきました。あと今回、週プレさんに登場するのは7年ぶりなんですけど、その時の思いや撮影エピソードもあわせて披露しているので、ぜひご覧いただけたら！
──『特別な距離』では、どんな自分を表現できたと思っています？
北野 1泊2日で初めての徳島ロケだったんですが、今まで以上にいろんな表情を見せられたかなと思っています。それと、これまではヘルシーでさわやかなグラビアが多かったんですけど、今回はちょっとクールでシックな感じ。そこは自分でも新鮮でしたし、見てくださった方も新しい北野瑠華が見られたと思ってもらえたかなと思います。
──ファンの方々からは、どんな反響が届いていますか？
北野 「彼女と一緒に徳島旅行に来てるみたい！」という感想が多かったです。自分では意識してなかったので「そういう見方もあるのか！」って思いました。「この私の目線を、自分の彼女の目線だと感じているんだ！」って、ちょっと面白かったです（笑）。
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でも、確かにそういう見方をすると、ここで海に行って、ちょっとホテルに戻って......って、物語が見えてくるなって思いました。10代の頃から応援してくれている方たちが見たら、成長して大人になった私を感じてもらえる写真集になっているとも思います！
──今、「大人になった私」という言葉がありましたが、自分でも大人になったなという自覚がある？
北野 表情の作り方とか、カメラに写る自分は大人っぽくなったなと自分でも思います。でも、中身はそんなに変わってない。大人になりきれてない、まだまだ子どもですね（笑）。
──どういう部分で大人になりきれてないと感じるんですか？
北野 人との接し方が、まだ子どものままだなって思います。私は中学1年生のときにSKE48に入ったんですけど、当時は一番年下。それからずっと年上の先輩たちに囲まれてきて、上の人に甘えるのが当たり前だったし、それしかできなかったので。
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グループを卒業した25歳の今は、仕事場に年下の人も増えてきたこととかで、自分も年齢的に大人になってきたとは思います。でも、ずっと年上に甘えて生きてきたから、年下との接し方がわからない。どうしようかと悩んだ末、結局は年下にも甘えるっていう（笑）。
──そうなるんですね（笑）。ここで写真集のタイトルに関連させた質問をしたいんですが、北野さんが"特別な距離"を感じるのは、どんな関係性の人ですか？
北野 SKE48のメンバーとの距離は特別だなって、グループを卒業してから感じるようになりました。グループにいたときは当たり前のようにみんなと一緒に活動してて、でも今は1人じゃないですか。昔のように毎日メンバーと会うことはもうないし、やっぱり寂しいなって思うこともあるんです。
それでも名古屋に戻ったときに久しぶりにメンバーに会うと、今までと別に何も変わらないんですよね。前と同じように女子校にいるみたいな、みんなと一緒に頑張って青春を過ごしている感覚になって、楽しいなって思う。それはすごく不思議だし、一緒に活動したSKE48のメンバーとは、特別な距離の関係だなって思います。
──ファンの方々も、"特別な距離"の存在ですよね。
北野 私のファンの人たちって、ずっと「かわいいね！」とか「頑張ったね！」「良かったよ！」って、細かいところまで見ていてくれるんです。やっぱり褒められるとうれしいじゃないですか。だから、だったら瑠華もみんなに喜んでもらえることがしたいって思えるんです。ひとりになったからこそファンの大切さをより実感できるようにもなったし、私が一番大切にしたいと強く思う存在がファンの方々ですね。
──グループ時代からのファンもいれば、グラビアをきっかけにファンになった人もいると思います。
北野 そうですね。最近、グラビアを通してSNSをフォローしてくれた方が増えたんですけど、いつどんなタイミングでも、私を知ってくれて、興味をもってくれるのが嬉しい。そういう方々に向けて、いろんな北野瑠華を届けたいと思っています。
──グラビアでの活動には、どんな魅力を感じていますか？
北野 たくさんの人に見てもらって、自分を知ってもらうきっかけになるのはもちろん魅力なんですけど、その時々の自分を残せることが、グラビアの大きな魅力だなと思っています。
人間は毎日同じように見えるかもしれないけど、絶対に日々の変化があるし、年齢を重ねるごとに出てくる魅力もあるし、衣装が変わればまた違う自分が見つかったり。カメラマンさんを始め、プロの方たちの力でいろんな自分を引き出していただき、それを作品に残せるグラビアは、すごく素敵な表現だなって私は思います。
──今後については、どんな活動を思い描いていますか？
北野 グラビアもたくさんやらせていただいているんですけど、お芝居をコツコツ続けているので、そちらでもみなさんに楽しんでもらえるものを届けたいと思っています。新しいことにも挑戦したいと思っていて、大きな目標は下着ブランドのモデル。今年の運勢はすごくいいみたいなので、それもプラスにしつつ頑張っていきたいです！
──今年の運勢はすごくいいんですか？
北野 そうなんですよ。実はゲッターズ飯田さんの占いで、2025年の運勢ランキングベスト3に入ってたんです！ それを見て「めちゃめちゃいいじゃん！」と思って。占いなので実際はわからないけど、それでもなんかうれしいじゃないですか。だから、「今年の私はいい運勢なんだ！」って信じて今年を駆け抜けようと思っています！
──プライベートでの運勢がいいと最高ですよね。
北野 地元には友だちが多いんですけど、まだ東京には友だちが少ないので、東京で新しい友だちを作りたいですね。けっこうインドアなので、休みの日にどこかに連れ出してくれる人が理想かなー。北野瑠華は今、そんな友だちを募集中です！
北野瑠華（きたの・るか）
1999年5月25日生まれ 岐阜県出身
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〇2013年にSKE48に六期生として加入。24年6月30日をもってグループを卒業。
現在は女優として活動中。
公式X【@official_ruka25】
公式Instagram【@rukakitano0525】
取材・文／大久保和則 撮影／まくらあさみ
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