【写真】重岡大毅を支える妻役を演じた上白石萌音
本作は、一から文字を習い、妻へのラブレターを書くために奮闘する夫と長年支え続けた妻の心温まる感動の実話。主人公・西畑保を笑福亭鶴瓶、その妻・皎子役を原田知世が演じ、西畑夫妻の若かりし頃を重岡と上白石が演じる。この日は共演した安田顕、くわばたりえ、そして塚本連平(監督・脚本)も出席していた。
上白石との夫婦役共演について、重岡は「西畑夫妻を二人で演じさせてもらうって聞いた時に、相手の皎子さんが上白石さんで、本当によかったなと思って。すごく安心して」と上白石を信頼している様子。「10年前ぐらいに共演して。それぶりぐらいなんですけど、本当に信頼できるって言ったらあれですけども」と続け、上白石は「私は信頼しています」ときっぱり。
「僕もです」と頷いた重岡は「先ほども言いましたけど、出れてよかったなというか。最初、監督とプロデューサーさんとスタッフさんにオファーをいただいた時に、台本を読ませていただいて。僕なりの受け取ったメッセージが、何かをやることに遅いことはないっていうメッセージが、すごく自分に刺さって。これをこの映画を通して伝えたいなということを思いまして。(上白石に)楽しかったよね?」と振り返った。
笑顔を見せた上白石は「尊敬する役者さんですので、ご一緒できるのも嬉しかったですし、私たちが将来、鶴瓶さんと原田さんになるっていう、未来へのわくわくも抱きながら撮影を進めまして」と述懐。ここで鶴瓶が眼鏡を外して重岡に顔を寄せると、上白石は「瓜二つ」と笑顔を見せ、重岡は「今、目に刺さってましたやん」と鶴瓶をいじって会場を沸かせた。
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映画『35年目のラブレター』は3月7日全国公開。