『ゴーストワールド』国内配給権終了、ラストはBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下2月7日から

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2025年02月04日 14:01  cinemacafe.net

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『ゴーストワールド 』 © 2001 Orion Pictures Distribution Corporation. All Rights Reserved.
2023年11月より22年ぶりに全国リバイバル公開、大ヒットを記録した『ゴーストワールド』。3月末での国内配給権利の終了に伴い、2月7日(金)よりBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下にて最後の劇場上映が決定した。

2001年、当時は新しい“低体温系”青春映画としてヒットを記録した本作は、ドキュメンタリーに定評のあるテリー・ツワイゴフによる初の長編フィクション。アメリカでティーンエイジャーのバイブルとして高い人気を誇ったダニエル・クロウズの同名グラフィック・ノベルを原作としている。

主演は、ソーラ・バーチとスカーレット・ヨハンソン。実力派バイプレイヤーのスティーヴ・ブシェミ、2008年に急逝したブラッド・レンフロも参加し、2002年のアカデミー脚色賞をはじめとして多くの賞にノミネートされるなど高く評価された。

そして、初公開から22年後の2023年は、日本で再び脚光を浴びた1年だった。長らく入手困難だった原作コミック日本版の第4刷が発売、廃盤となって久しかったDVDと初Blu-rayもリリース。

さらに、劇場でのリバイバル公開が始まると、若い客層を中心に全国各地で初日から満席回が続出。ムック本「POPEYE特別編集 若いうちにいい映画をたくさん観よう。」(MAGAZINE HOUSE MOOK)の表紙を飾ったことも後押しとなり、メイン館のBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下では、動員12,000人を超え、同館で2023年の興収No.1作品となった。

なお、2月7日(金)より始まるBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下では、山内マリコ、能町みね子、志村貴子、冬野梅子ほか総勢17人のゲストが参加した劇場パンフレットも手にとることができる。

ストーリー
1990年代アメリカ、都市郊外の名もなき町。幼なじみで親友のイーニド(ソーラ・バーチ)とレベッカ(スカーレット・ヨハンソン)は、高校を卒業したものの、進路も決めず、あてもなく町をぶらついては面白いことを探して過ごしている。

ある日、モテないレコードマニアの中年男・シーモア(スティーヴ・ブシェミ)に出会う。ダサくても独自の世界を持つシーモアに興味を持ったイーニドは、アウトサイダーとして生きる彼の理解者として交流を深め、奇妙な友情関係を築いていく。

一方、アパートを借りるために地元のコーヒーショップに就職し、社会と折り合いをつけて自立しようとするレベッカ。同居生活を計画していた2人の間には次第に距離が生まれ…。
『ゴーストワールド』は2月7日(金)よりBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下にて上映。




(シネマカフェ編集部)

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