26年大河『豊臣兄弟!』、坂井真紀、宮澤エマ、倉沢杏菜が豊臣家キャストに!

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2025年02月04日 14:31  クランクイン!

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大河ドラマ『豊臣兄弟!』豊臣兄弟の母・なか役の坂井真紀
 仲野太賀が主演する2026年の大河ドラマ『豊臣兄弟!』(NHK総合ほか)より、坂井真紀、宮澤エマ、倉沢杏菜の出演が発表された。仲野演じる主人公・豊臣秀長、池松壮亮演じる兄・秀吉の豊臣兄弟の母を坂井、姉を宮澤、妹を倉沢が演じる。

【写真】“豊臣兄弟”の姉に宮澤エマ、妹に倉沢杏菜

 大河ドラマ第65作となる本作の主人公は、天下人・豊臣秀吉の弟・豊臣秀長。「秀長が長生きしていれば豊臣家の天下は安泰だった」とまで言わしめた天下一の補佐役・秀長の視点で戦国時代をダイナミックに描く。

 坂井真紀が演じるのは、息子たち“豊臣兄弟”の出世を温かく見守る母・なか。夫を早くに亡くし、女手一つで2男2女を育てる。息子たちの異例の出世に喜びやとまどいを感じながらも温かく見守り、天下人となった秀吉が関白に就任すると「大政所」と称されるようになる。

 坂井は「子供たちを温かく見守り、時に背中を押し、母親としての優しさと強さを持った女性と感じました。子を思う親の気持ちは普遍的なものであると思います。この時代を生きる母としての生き様をしっかり演じ、戦っていきたいと思います」と意気込みを語った。

 豊臣兄弟に厳しくあたるしっかり者の姉・ともを演じるのは、宮澤エマ。しっかり者で負けん気が強く、3人の男児を産み育てるが、跡継ぎに恵まれなかった弟の秀吉によって政治の道具として利用される。のちに秀吉の後継者となった長男の秀次は謀反の疑いをかけられ妻子とともに処刑されることになる。

 宮澤は「豊臣ファミリーの皆さんとは初めて共演させて頂くので今からどんな家族になるのか、どんな掛け合いができるのか楽しみです!」と期待を口にした。

 倉沢杏菜は、笑顔が明るい天真らんまんな豊臣兄弟の妹・あさひを演じる。貧しい農家暮らしの中でもいつも前向きで笑顔をたやさない性格。兄たちが出世したおかげで夫ともども裕福で幸せな暮らしを送っていたが、ある日突然、秀吉によって離縁させられ徳川家康の元に嫁がされることになる。

 倉沢は“あさひ像”について「お兄さんが2人いる末っ子らしい天真らんまんな子だと感じました」と語り、「お母さん、お姉さんにもかわいがられ、自由で素直な明るさを持った真っ直ぐなあさひを鮮やかに演じられるように頑張りたいです!」と意気込みを述べた。

 大河ドラマ『豊臣兄弟!』は、NHK総合ほかにて2026年放送。

 坂井、宮澤、倉沢のコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■坂井真紀

――今回、なか役のオファーを受けたときの率直なお気持ちを教えてください。

 これまでそうそうたる方々が演じており、その人物像も様々な印象を持たれている女性ですので、この作品でどのような『なか』を誕生させられるか、大きな喜びと共に身の引き締まる思いでいっぱいです。

――役柄説明や台本をお読みになって、「豊臣兄弟!」におけるなか像をどう感じたか、どのように演じたいと思われたか、などがあれば教えてください。

 子供たちを温かく見守り、時に背中を押し、母親としての優しさと強さを持った女性と感じました。子を思う親の気持ちは普遍的なものであると思います。この時代を生きる母としての生き様をしっかり演じ、戦っていきたいと思います。

――坂井さまにとって大河ドラマとは、どのような思いのあるドラマでしょうか。「豊臣兄弟!」出演にあたっての思いと併せてお願いいたします。

 いつでも大河ドラマから声をかけていただけるような俳優でいたいと、俳優をはじめてからずっと思い続けてきました。大河ドラマへの出演は、夢であり目標であり特別なことです。楽しみにしてくださっているたくさんの方々のために全力で取り組みたいと思います。

――八津弘幸さんの作品へのご出演は初めてでしょうか。八津作品の印象や、「豊臣兄弟!」の脚本に関して楽しみにしていることがありましたらお願いいたします。

 「赤めだか」という2015年にTBSで放送されました落語家立川談春さんのエッセイをドラマ化した作品でご一緒させていただきました。様々なジャンルの八津さんの作品を拝見しておりますが、いつでもワクワクドキドキと見ている私たちを楽しませてくれます。登場人物たちの人生のでこぼこ道をどのように歩ませてくださるかとっても楽しみです。

――共演を楽しみにしている方がいらっしゃいましたら、理由とともに教えてください。

 仲野太賀さんの母親役はこの作品で三度目になります。一度目は遠くに旅に出てしまった息子を思う母の役で、撮影現場では一度もお会いすることなく、息子を思い続けました。二度目は、長男ばかりをかわいがり、次男である太賀さんにとてもとても寂しい思いをさせてしまった親子関係でした。万を期しての?大河ドラマでの母親役。やっと太賀さんとじっくり真正面から向き合い、愛情を注げる機会をいただけました。息子、娘たちを演じる皆さんと楽しい家族を作っていきたいです。

■宮澤エマ

――今回、とも役のオファーを受けたときの率直なお気持ちを教えてください。

 八津さんが手掛けられる作品にまたぜひ携わりたいと思っていたのでお話を頂いた時はとってもうれしかったです。ともは秀長、秀吉よりも長生きしたそうで長いスパンで向き合う役になりそうだなと、身が引き締まる思いでした。

――役柄説明や台本をお読みになって、「豊臣兄弟!」におけるとも像をどう感じたか、どのように演じたいと思われたか、などがあれば教えてください。

 最初にお話を頂いた時、あの有名な豊臣兄弟と一緒に育ち、戦国時代の荒波を生き抜いたともについて私は多くの事を知りませんでした。ともは豊臣兄弟の華々しい出世の恩恵を受けながらも想像を絶する様な闇もまた経験することになる訳ですが、物語の冒頭の家族の一員としてのともはとにかくタフで強く家族を鼓舞するお姉ちゃんです。厳しい環境を生き抜いていく女性としての芯の強さ、男兄弟と育ってきたたくましさをものすごく感じました。

 現実主義的なともと、なかなか自由な家族のコミカルな掛け合いが序盤では多いですが、この先この家族が経験していくことを考えると原点とも言える 家族の関係性を描く日々を大事に演じたいと思います。

――宮澤さまにとって大河ドラマとは、どのような思いのあるドラマでしょうか。「豊臣兄弟!」出演にあたっての思いと併せてお願いいたします。

 初めての大河ドラマで第一話から最終話まで長期間で役と向き合う体験をさせて頂けた事はとてつもない幸運だったと思います。カメラが回っている時もいない時も本当に多くの事を学ばせて頂きました。今でも役名で呼んで頂いたりお声がけを頂く事が多く、放送が終わっても視聴者の皆さまの中で生き続けていくスケールの大きさは大河ドラマならではかもしれません。

 今回は今まで描かれてこなかった豊臣兄弟の姿を、歴史書には描かれない家族ならではの視点で一年を通して視聴者の皆さんにどう届けられるのか、とても楽しみです。

――八津弘幸さんの作品へのご出演は初めてでしょうか。八津作品の印象や、「豊臣兄弟!」の脚本に関して楽しみにしていることがありましたらお願いいたします。

 八津さんの作品の出演は連続テレビ小説「おちょやん」が初めてでした。とても自分に務まるとは思えない役を頂いたと感じる緊張と挑戦の日々でしたが結果的に私の役者人生を変える作品となりました。八津作品はドラマチックで冷酷な現実のすぐそばに笑いと人情の温かみがあると感じますが八津さんは世界観に必要なキャラクターしか描かない、当て書きはしないというお話を伺いました。今回も八津さんから頂いたともを豊臣兄弟の世界でのびのびと人間臭く演じられる様に準備したいと思っています。

――共演を楽しみにしている方がいらっしゃいましたら、理由とともに教えてください。

 豊臣ファミリーの皆さんとは初めて共演させて頂くので今からどんな家族になるのか、どんな掛け合いができるのか楽しみです!

■倉沢杏菜

――今回、あさひ役のオファーを受けたときの率直なお気持ちを教えてください。

 とても嬉しかったです。こんなにも大きな役を本当に自分が挑戦させていただけるのかと驚きもあり緊張もありますが、すばらしいキャストの皆様、スタッフの皆様と、この「豊臣兄弟!」でご一緒させていただけることが身に余る光栄で大変楽しみです。地に足をつけてしっかりと頑張りたいと思います。よろしくお願いいたします!

――あさひという人物に、どんな印象をお持ちでしょうか?

 様々な作品で描かれてきたあさひは、時に悲劇の女性であり、芯のある強い女性でもあったと思います。辛い別れや試練に直面しながらも、兄たちによって誰もが経験できる訳ではない、興味深く面白い人生を歩んだのだと思います。そんな彼女の激動の一生を豊かに表現できるように全力で取り組みたいと思います。

――台本を読んで、「豊臣兄弟!」におけるあさひ像をどう感じたか、どのように演じたいと思われたか、などがあれば教えてください。

 お兄さんが2人いる末っ子らしい天真らんまんな子だと感じました。お母さん、お姉さんにもかわいがられ、自由で素直な明るさを持った真っ直ぐなあさひを鮮やかに演じられるように頑張りたいです!

――倉沢さまにとって大河ドラマとは、どのような思いのあるドラマでしょうか。「豊臣兄弟!」出演にあたっての思いと併せてお願いいたします。

 私自身はもちろんのこと、両親や祖母、そして亡くなった曽祖母など私の大切な人たちが大好きで長年観ているのが大河ドラマです。視聴者の皆様も昔から見ているという方も多いのではと思います。そんな歴史のある大河ドラマに自分が出演させていただける日がくるなんて夢にも思っていませんでした。「光る君へ」では藤原妍子役という素晴らしい出会いをさせていただき、今回はあさひ役というまたすばらしい出会いをさせていただけたことに感謝の気持ちでいっぱいです。

――八津弘幸さんの作品へのご出演は初めてでしょうか。八津作品の印象や、「豊臣兄弟!」の脚本に関して楽しみにしていることがありましたらお願いいたします。

 八津弘幸さんの手掛ける作品はどの作品も最初から最後までずっとワクワクして、引き込まれてしまいます。私もこれまで家族で楽しく拝見していたので、今回八津さんの作品に参加させていただけることがすごくうれしいです。この「豊臣兄弟!」も同じように、観てくださる方々にワクワクしながら、そしてご家族でも楽しんでいただける作品にできるよう、精一杯頑張ります。

――共演を楽しみにしている方がいらっしゃいましたら、理由とともに教えてください。

 仲野さんと池松さんの兄弟をはじめ、坂井さんや宮澤さんという素晴らしい家族に囲まれてお芝居をさせていただけることがとても楽しみです。様々な作品で拝見してきた皆様とご一緒することは、とても身が引き締まる思いです。そんな素晴らしい環境に感謝しながら頑張りたいと思います! そして前回の大河ドラマ「光る君へ」では同じ出演場面がなかった松下洸平さんと共演させていただけることも楽しみです。
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