岩戸亮介、彌榮郡(Kawasaki Plaza Racing Team) 1月30日、株式会社カワサキモータースジャパンは全日本ロードレース選手権と鈴鹿8時間耐久ロードレースに参戦しているKawasaki Plaza Racing Teamの2025シーズンにおける参戦体制を発表した。ライダーは昨年に引き続き岩戸亮介に加え、彌榮郡(みえぐん)が起用される。
2019年まで活動していた『Kawasaki Team GREEN』に代わり、2022年より発足した『Kawasaki Plaza Racing Team』。カワサキモータースジャパンが全国展開を行っているカワサキプラザネットワークを代表するレーシングチームとして発足され、全日本ロードST1000クラスと鈴鹿8耐のSSTクラスに参戦している。
2023年までは全日本ロードに岩戸のみを参戦させて、鈴鹿8耐は彼と2名のライダーを起用していた。2024年は2台体制となり、岩戸はランキング2位、彌榮はランキング17位を獲得。ミカ・ペレスを擁して3人で参戦した鈴鹿8耐は転倒もありSSTクラス8位(総合34位)となったが、2022年にクラス優勝、2023年は2位となっているため再びトップを目指していく。
チーム監督は西嶋修氏が継続して務め、マシンはカワサキNinja ZX-10Rが使用される。ST1000と鈴鹿8耐での優勝を目指す岩戸とJ-GP3からST1000に乗り換えて2年目となる彌榮のふたりを擁して、2025年はさらにレベルアップしたチームとなるだろう。
■西嶋修監督
「今シーズンもカワサキプラザレーシングチームの監督を務めさせて頂ける事となり関係者、応援してくださる皆さまには感謝しております。昨年の成績は一長一短ありましたが、チームの成長を感じたシーズンともなりました。まだ成し遂げていない一勝を掴むために組織の強化、サプライヤーとの協力をはかりチーム一丸となって勝利を目指したいと思いますので応援よろしくお願い致します。プラザレーシングの勝利を皆さんとサーキットで共有できたら嬉しいです!」
■岩戸亮介
「今シーズンも応援してくださる皆様のお力をいただきながら、素晴らしいチームで戦える事になり、関係者の皆様には心より感謝申し上げます。目標は全日本でのシリーズチャンピオン、鈴鹿8耐での優勝。シンプルにそれだけを目指し、レーシングライダーとしてその為の準備に徹し、全うする覚悟を決め挑みます。全国のカワサキプラザ店様を始め、御協力いただくスポンサー様、年々大きく力強さを感じるファンの皆様の期待以上の一年に必ずしますので、引き続き熱い応援をよろしくお願い致します!」
■彌榮郡
「まずは、2025年も継続参戦できることをチーム、スポンサー様に感謝致します。昨年は中々うまく行かず、転倒も多かったのですが2年目となる2025シーズンは開幕戦から勢いをつけていけるよう準備しています。今年もカワサキプラザレーシングチーム並びに彌榮郡の応援をよろしくお願い致します」