ニッサン/ニスモがGT500の車名とカラーを公開。12号車は『TRS IMPUL with SDG Z』に

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2025年02月04日 16:50  AUTOSPORT web

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ニッサン/ニスモが公開した2025年スーパーGT GT500クラスに参戦するニッサンZニスモGT500の4台のカラーリング
 日産自動車と日産モータースポーツ&カスタマイズ(NMC)は2月4日、2025年のモータースポーツ活動概要を発表。そのなかでスーパーGT GT500クラスに参戦する4台の車名およびマシンカラーリングを公開した。

 2025年もニッサンZニスモGT500で国内最高峰カテゴリーのGT500クラスに参戦するニッサン/ニスモ。すでにドライバーラインアップなどは1月に発表済みで、今季はエースナンバーである23号車NISMOに3号車NISMO NDDPから高星明誠が移籍し千代勝正とのコンビに。3号車NISMO NDDPには佐々木大樹が加入するという変化がみられた。

 今回の発表では、改めてGT500クラスに参戦する4チーム4台の体制が明らかにされた。まずニッサン/ニスモの2台は3号車が『Niterra MOTUL Z』の車名、ブリヂストンタイヤ、島田次郎監督で変わらず、エースカーの23号車NISMOも『MOTUL AUTECH Z』、ブリヂストンタイヤ、中島健監督で変化はない。

 一方で、今季から新たに東京ラヂエーター製造とメインスポンサー契約を締結した12号車TEAM IMPULは、東京ラヂエーター製造の略称である“TRS”に加え、オフィシャルスポンサーとして二輪レースで活躍する“SDG”が入れられた『TRS IMPUL with SDG Z』という車名に。

 チーム体制は星野一義総監督、星野一樹監督のもと、平峰一貴/ベルトラン・バゲットのドライバー、ブリヂストンを履くことは従来どおり。そのTEAM IMPULは発表にあわせて公開したチームリリースで「レース車両のカラーリングは往年のブルーが復活します」と綴っており、実車のお披露目が待たれるところだ。

 そして“マッチ”こと近藤真彦監督が率いる24号車KONDO RACINGは『リアライズコーポレーション ADVAN Z』を、2年目の松田次生/名取鉄平コンビがドライブ、タイヤも横浜ゴムで変わらないが、カラーリング画像をみるとホイールが昨年までのレイズからエンケイとなっている。

 またニッサン/NMCによるとニッサン系チームの全体統括は役割が分担されることになり、車両開発などのテクニカル領域は引き続き木賀新一氏、運営およびスポーティング領域は田中利和氏が執り行い、よりきめ細やかな対応を目指すとのこと。

 日産自動車のモータースポーツビジネスユニットヘッドを務めるNMCの片桐隆夫CEOは「スーパーGTは先日発表のとおり、新たな体制で今年こそシリーズチャンピオンを奪還するために、鋭意準備を進めています」とコメントした。

ニッサン/NMC 2025年スーパーGT GT500クラス参戦体制
NoTeamCar NameDriverDirectorTyre3NISMO NDDPNiterra MOTUL Z佐々木大樹/三宅淳詞島田次郎ブリヂストン12TEAM IMPULTRS IMPUL with SDG Z平峰一貴/ベルトラン・バゲット星野一義(総監督)/星野一樹(監督)ブリヂストン23NISMOMOTUL AUTECH Z千代勝正/高星明誠中島健ブリヂストン24KONDO RACINGリアライズコーポレーション ADVAN Z松田次生/名取鉄平近藤真彦ヨコハマ

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