性的人身売買で逮捕＆収監中のショーン・コムズ、夜遅く病院に搬送

　昨年9月に性的人身売買などの容疑で逮捕、起訴されたミュージシャンでラッパーのショーン・コムズ。現地時間1月30日夜遅く、ブルックリンの拘置所から近くの病院に搬送されていたことが分かった。

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　PageSixによると、コムズは30日22時頃、ブルックリン・ホスピタル・センターに搬送されたそうだ。関係者の証言を総合すると、緊急搬送されたのではなく、人目を避けるために夜間帯に搬送され、病院ではMRI検査を受けたとみられる。彼はこのところ膝の痛みを訴えていたようだが、拘置所内で喧嘩に巻き込まれた、もしくは別の緊急事態に見舞われたという事情ではないとのこと。入院することなく、数時間後には独房に戻ったとされる。

　コムズの弁護士は声明を発表していないが、刑務局の報道官は、「プライバシーや安全、警備上の理由から、当局の管理下にある受刑者の病状や通院の状況についてコメントは差し控えます」としているそうだ。

　2024年9月16日にニューヨークで逮捕され、性的人身売買など3つの罪で起訴されたコムズだが、10月10日に行われた予備審問で、2025年5月5日に裁判が始まることが明らかになった。刑事訴訟に加え、他にも性的暴行などをめぐるいくつもの民事訴訟が起こされている。これまで3度保釈申請をしているものの認められず、拘置が続いている。