俳優の山口祐一郎・城田優がWキャストで主演するミュージカル『ダンス オブ ヴァンパイア』において、2人が演じるクロロック伯爵の虜になるヒロイン・サラ役のフランク莉奈、中村麗乃、ヴァンパイア研究に身を捧げるアブロンシウス教授の助手・アルフレート役の太田基裕、寺西拓人といった2025年公演の新キャストのビジュアル・コメントが公開された。
【動画】“タイプロ”話題の寺西拓人が金髪ピアニストに…『情事と事情』クランクアップ集 ロマン・ポランスキー監督のカルトムービー『吸血鬼』を下敷きに、『エリザベート』『モーツァルト!』で知られるミヒャエル・クンツェが脚本・歌詞を、ロック界のワーグナーと称されるジム・スタインマンが音楽を手がけたミュージカル。2006年の日本初演から20年目となる2025年5月に、6年ぶり6回目の上演を果たす。
撮影は1月下旬、東京都内の豪邸で行われた。この邸宅には北欧の中世期に作られた椅子や調度品、城門などがコレクションされており、作品の世界観にふさわしい舞台となった。
サラがクロロック伯爵に招かれる舞踏会で着用する深紅のドレスをまとったフランクと中村は、清潔さと内に秘めた奔放さを引き出す衣装を見事に着こなし、中世の調度品を前に気持ちを高めて撮影に臨んだ。肖像画のようなビジュアルに、スタッフ一同が感嘆の声を上げたという。
また、アルフレートは勇敢でありながらも時に臆病で頼りない、愛くるしいキャラクターとして、初演以来その時々の若きミュージカルスターによって演じ継がれてきた。彼のトレードマークである赤毛の天然パーマ姿に扮した太田と寺西は、それぞれアルフレートの凛々しさと緊張感を見事に表現した。
5月の東京建物 Brillia HALLを皮切りに、全国4ヶ所で上演される。
■キャストコメント
▼太田基裕
ウィッグ、衣裳を身につけると、思った以上に情けなく、隙がありまくりな雰囲気でしたので非常に楽しみになりました。
エンタメ要素の強い作品のイメージがありますので大胆に繊細にお客様に楽しんでいただけるよう精進したいと思います。
よろしくお願いいたします。
▼寺西拓人
セット、衣裳、ヘアメイクなどによって一気に作品の世界観が広がり、公演がより楽しみになりました。
たくさんの方に愛されるこの作品の一部になれることを光栄に思います。
劇場で皆さまとお会いできるのを楽しみにしております。
▼フランク莉奈
長年夢見ていたサラのドレスを着ることができて、現実になったんだ…と喜びで胸がいっぱいです。
皆さまに"劇城"でお会いできる事を、心から楽しみにしています!
▼中村麗乃
ドレスにティアラでとてもテンションが上がりましたし、実際のお衣裳を着て、より本番が楽しみになりました!久しぶりの再演で楽しみにされているお客様もたくさんいらっしゃると思います。
私は今回初参加させていただくので、皆さまのご期待に応えられるよう全力で臨みたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします!