【写真】映画『ReTune』で主演を務める桃果&栗原颯人
『ReTune」は、岡⼭市を拠点として制作し、1〜4⽉に撮影。岡⼭市出⾝の針⽣悠伺が監督を務め、あべ美佳、針生悠伺原作の『Re-Tune 〜あなたの人生チューニングします〜』(ぶんか社出版)を実写映画化する。父の残した中古楽器店「RETUNE」で店長を務める「つる」と従業員の「寛人」が、楽器を持ち込むワケアリ客のさまざまな事情に迫っていく。つるが持つ不思議な力と寛人の異常な楽器愛が、客の心をチューニングしていく音楽系ヒューマンドラマとなる。
「MIRRORLIAR FILMS」は、2020年より始動した、伊藤主税、阿部進之介、山田孝之らのプロデュースにより、映画づくりを通じてクリエイターの発掘・育成や 地方創生に取り組む短編映画制作プロジェクト。「MIRRORLIAR FILMS Season8」には、「岡山フィルムプロジェクト」から、MEGUMIプロデュース/佐渡恵理監督、松田美由紀監督による2本の短編映画を制作。岡山県の備中エリアを拠点として4〜6⽉撮影、ワークショップを行う。また、地元の学生や市⺠が参加するワークショップを通じて地域特別制作作品を制作予定。
制作発表記者会見で、来賓の伊原木隆太岡山県知事は「岡山は晴れの国、ハレウッドとしてこれまで様々な映画でロケを誘致してきました。映画『とんび』ではロケーションジャパン大賞グランプリも受賞しました。今は岡山で撮るだけでなく、企画からというフェーズに入っているということを実感しました。全力で応援したい!」と本プロジェクトを激励した。
長編映画『ReTune』を手がける針生監督は「自分は故郷であるここ岡山で、原作も務めるオリジナル長編映画を撮影させていただけることをとても光栄に思っています。映画を通じてたくさんの感動体験をさせて頂いた自分だからこそ、映画の魅力を伝えていきたいと思っていますし、実行委員会の皆さんも同じ熱い思いでいます。地域と連携して人々の交流、育成に取り組むこのプロジェクトをきっかけに、故郷のまちづくりに貢献したいと考えています。『ReTune』という物語を通じて、誰もが持つ心のチューニングの大切さや、人とのつながりの温かさを観客の皆さんに伝えられればと思っています。この作品が、音楽と人との絆を感じさせる特別な作品になるよう、全力を尽くしていきますので、ぜひ楽しみにしていてください」と語った。
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短編映画プロジェクト「MIRRORLIAR FILMS Season8」の1本目は松田美由紀、2本目は映像クリエイターの佐渡恵理を監督に迎え、岡山県倉敷市出身の俳優・MEGUMIがプロデューサー手掛ける。
「MIRRORLIAR FILMS Season8」プロデューサーの伊藤主税は「MIRRORLIAR FILMSは、地域性や多様な視点を大切にしながら、個々のクリエイターが持つ独自の感性と才能を活かすことを目指しています。プロデューサーであるMEGUMIさんは倉敷市出身であり、この岡山への深い理解と愛情を作品に反映してくださると思いました。佐渡恵理監督は、MEGUMIさんがこのプロジェクトにふさわしいと推薦された方で、独自の視点や創造力が、今回の作品に新たな価値をもたらしてくれると期待しています。松田美由紀監督は、長年映画制作に情熱を注がれてきた方であり、その豊かな経験と表現力が、岡山を舞台にした物語に深みと魅力を与えてくれると確信しています」と語った。
松田美由紀監督は「『晴れの国』岡山の美しい自然と文化に触れながら、俳優が短編を演出する挑戦に、とても心が踊っています。穏やかな瀬戸内海の風景など、岡山ならではのロケーションが、作品に特別な魅力を与えてくれるとドキドキしています。観る人の心に響く作品を作りたいと願っています。この映画を通じて岡山県の方々の協力を力にして、全力で撮影に取り組みます!」とコメント。
MEGUMIは「この度MIRRORLIAR FILMS岡山編にプロデューサーとして参加させて頂きます!MIRRORLIAR FILMSさんを通じてショートフィルムの素敵さを改めて感じていたのでとても光栄です。今回は兼ねてからご一緒させて頂きたかった佐渡恵理監督をお迎えし、エリさんとの会話の中で生まれた『変わりゆく時代の中でも決して変わりたくない事』をテーマに作品を制作します。地元岡山で撮影できる事、エリさんという素晴らしい才能と対話出来る喜びを噛み締め、誰も見た事のないショートフィルムをお届けいたします!」と述べた。
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