【写真】第4話にゲスト出演した佐々木希
3科目となる泌尿器科でまどかは、金融コンサル会社で働く友梨の診察を担当。その後の検査で友梨はステージ2以上の膀胱がんであることが判明する。まどかの脳裏に、消化器内科で出会ったものの初めての“死亡宣告”を行うことになったがん患者・中山勇人(小久保寿人)の姿がよみがえる。
入院して精密検査を受けることとなった友梨が、病室に持ち込んだパソコンで仕事をしていると、会社からメールが届く。そこには金融サービス本部から総務部への異動が決まったことが記されていた。失意の友梨に追い討ちをかけるように、精密検査の結果として手術で膀胱を全摘出することが決まる。しかし、この厳しい現実を受け止めきれない友梨は、まどかに対して心を閉ざし手術を拒否する。
友梨に手術を受けてもらうにはどうすれば良いか考えを巡らせるまどか。彼女はひょんなことから、友梨がプロレスファンだということを知る。友梨のお気に入りの団体のある選手が、がんを克服しリングに復帰することも知ったまどかは友梨の病室を訪ねると、一緒に配信で復帰戦を応援しようと誘う。
まどかと友梨は、一緒にベッドに座って2人でプロレス観戦。友梨は復帰戦に挑んだ選手に自分を重ねるかのように、真剣な表情で「立って…立って…」と声援を贈る。そして復帰戦の勝利を見届けた友梨は、まどかに「私もまた、立てるかな?」と聞く。これにまどかは明るい笑顔で「もちろんです!」と答えるのだった。
友梨の心を開き、手術を決意させたまどかの行動に、ネット上には「まどか、いい医者になるよ…」「ええ話や…」「勝手に感情移入して泣ける」「推しってやっぱり偉大だなって思ってまた今週も涙」などの反響が寄せられていた。
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