秋元康プロデュース最新グループ“Rain Tree”がデビュー

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2025年02月05日 08:51  日刊SPA!

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秋元康プロデュースによる17名組ガールズグループ「Rain Tree」が29日、同日リリースの1stデジタルシングル「I L U」のリリースイベントを東京・ららぽーと豊洲で開催した。彼女たちは、’23年4月にスタートしたプロジェクト「IDOL3.0 PROJECT」の最終選考で惜しくも不合格となった17名で結成。それから約1年のレッスンやイベント活動を経て、’24年10月にグループ名「Rain Tree」が発表された。
寒空の下、待望のデビュー日に約600人のファンが集まった。雨音がアレンジされたovertureが流れると、白い衣装を着た表題曲の選抜メンバー7名(佐藤莉華、遠藤莉乃、綾瀬ことり、新野楓果、加藤柊、鈴野みお、橋本真希)がステージに登場。

「I L U」は、愛してるとはっきり言えない気持ちをアルファベット三文字の合言葉に乗せたポップなラブソング。キャッチーなサビの“I L U ポーズ”も印象的だ。センターを務める綾瀬は、「『Chu Chu Chu』とか『I』『L』『U』など、一度聴いただけで耳に残るフレーズが多いです」とアピールした。

続いて、入れ替わった9名(市原紬希、吉川海未、永瀬真梨、朝宮日向、水野乃愛、片瀬真花、仲俣美希、葉山莉瑚、百瀬紗菜)が、カップリング曲「僕のオーロラ」をパフォーマンス。「I L U」のミュージックビデオについて、葉山は「私的な見どころは、全員で大きな樹に向かって走っていくところやメンバーひとりひとりの可愛い表情が写っているところです。ぜひ何度も観てください!」と呼びかけた。

イベントの最後には、活動休止から復帰した黒澤禾恋を含む17名がステージに横一列に。橋本は、「誰一人欠けることなくデビューの日を迎えられたことを本当に嬉しく思っています」とあらためてファンに感謝を伝えた。そして、「当時は17人でデビューしたいと込めていましたが、今度は表題曲をいつか歌いたいという気持ちを込めて最後に披露させていただきます」と曲振り。新たな決意とともに、FINALIST時代のオリジナル楽曲『命しか捧げるものがない』を会場に響かせた。

「Rain Treeは涙の分だけ強くなるグループ」とメンバーは口を揃えるが、この日ばかりは涙を見せずに笑顔に溢れた。憧れの地・東京ドームに向けて、大きく育ってもらいたい。

取材・文/吉岡 俊 撮影/後藤 巧

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