ワン・イーボー主演短編映画『銀幕の友』2月公開決定

ワン・イーボーが主演する短編映画『銀幕の友』（原題：我的朋友）が、2月21日（金）より劇場公開されることが決定。日本版予告編とキービジュアル、場面写真が解禁された。

本作は、「シャネル（CHANEL）」と中国の若手映画監督や作品を応援する「西寧FIRST青年映画祭」のコラボレーションから生まれた特別プログラム「FIRST FRAME」から誕生した作品。

舞台は1990年のアジア競技大会閉幕後の中国の田舎町。映画撮影所で働く受付嬢と、各地を旅する内気な詩人との出会いと別れを描くロマンティックな物語だ。

この度解禁となった日本オリジナルの予告編では、競技大会閉幕の翌日にその後片付けをする様子を見守る映画撮影所の受付嬢と、遠い地を旅し戻ってきた詩人リーとの出会い、そしてお互いを意識しながらも距離を縮めることができない様子が描き出されている。

また、ポスタービジュアルは、上映中の映画に夢中になっている観客たちの後ろで、まるで2人だけが別世界にいるかのように、ワン・イーボー演じる詩人リーと受付嬢チョウが静かに向き合い、言葉を交わす場面を切り取ったもの。「あの人は ささやかなぬくもりを 私にくれました」というキャプションが2人の未来を予感させる。

第53回金馬奨で3冠に輝いた『八月』（2016）でその実力が高く評価・注目されているチャン・ダーレイ監督は、「これは別れと出会いについての短編映画です。登場人物の二人は孤独ですが、心には火が灯っています。受付嬢のチョウは人生に囚われていますが、心は落ち着かない。詩人リーは現実に打ちのめされても平凡さを受け入れようとせず、まだ秘めた情熱を心に持っています。そんな2人の出会いはとてもロマンティックなのです」と語っている。

また、2月7日（金）より特典付きムビチケカードの発売も決定。ワン・イーボーのポストカードが特典として配布される。

『銀幕の友』は2月21日（金）よりヒューマントラストシネマ有楽町、シネマート新宿、シネ・リーブル池袋、アップリンク吉祥寺ほか全国にて順次公開。




（シネマカフェ編集部）