「フジの女子アナはキャバ嬢」
「接待要員として囲っているという脈々とした文化がある」
「上納文化あるのかと言うとめちゃくちゃ全部上納文化なので」
『堀江貴文 ホリエモン』のYouTubeチャンネルでそう語ったのは、元フジテレビアナウンサーの長谷川豊(49)。
フジテレビの古い価値観を感じる
1月27日に10時間超えの会見で女性記者に「中居(正広)氏への怒りはあるか」と問われ、港浩一前社長はこう答えた。
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「怒りという言葉でいいと思います。(中居に対して)それは感じました」
中居に対して怒りを感じたと港氏は語ったわけだが、そもそもフジテレビが女性アナウンサーをアイドルタレントのように扱い、人気商売の道具にしてきたのが今回の事態を引き起こした一つの要因ではないか。
それを象徴するのがフジテレビが例年、発売しているアナウンサーカレンダーだろう。
「2025年のカレンダーは『笑顔の素』をテーマにファッション誌『JJ』(光文社)がプロデュースしています」(芸能ライター)
井上清華、原田葵、小室瑛莉子ら総勢12人の女性アナが登場しているが、
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「彼女たちは全員が20代です。まるで女性は若さを求められているかのような人選で、そういったところもフジテレビの古い価値観を感じますね」(芸能ライター、以下同)
2022年6月30日に放送された『news23』(TBS系)で元テレビ朝日アナウンサーの小川彩佳も女性アナカレンダーに対して、
「だいたい登場するのは、30歳前後のアナウンサーなんですよ。若さや見た目が大きな価値基準であるかのような印象というのを、感じるんですよね」
と発言したことがある。本業とは関係のない形での女性アナの商品化に疑問を抱く人も、SNS上では多い。
《フジテレビが発売している2025年のアナウンサーカレンダーも大分どうかと思います、、、(フジだけではないと思うけど)ヤングマガジンのグラビア表紙かと思った》
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《フジの女子アナカレンダー…アイドル扱い?視聴率狙い?違和感しかないわ》
《カレンダーや写真集出す事自体変だよ》
「女性アナのカレンダーはTBSが'98年版を発行したのが始まりです。その後、日本テレビ以外の各キー局が参入しました。ただ、今はTBSでは株主向けに制作して非売品にしていたり、テレビ朝日は男性アナウンサーもカレンダーに登場していたりと時代とともに形を変えてきています」
SNSでは、
《女子アナのカレンダーを出したり、SNSで踊らせたり、寝巻き姿で座談会させたり、アナウンサーじゃなくタレントみたいな売り方してきたのはフジだけじゃないから、これを機に女子アナ文化みたいなもの見直せばいいのに》
という声も。「楽しくなければテレビじゃない」をキャッチフレーズとしてきたフジテレビ。「女性アナ文化を変えなければ令和じゃない」時代に来ているだろう。