ハーゲンダッツより、スーパーボウル向けCMが公開された。『ワイルド・スピード』シリーズのヴィン・ディーゼル(ドミニク役)、ミシェル・ロドリゲス(レティ役)、リュダクリス(テズ役)が出演している。
CMの撮影は、『ワイルド・スピード』シリーズ“はじまりの地”として知られるロサンゼルスで行われた。ヴィン・ディーゼルはインスタグラムで、「私たちみんな、『ワイルド・スピード』はL.A.に戻る必要があると感じた。だた、出発地点だからというわけではない。その場所が私たち自身でもあるからだ。私たちの町が山火事によって大きな被害を受けたのを見て、その思いは今まで以上にないくらい強いものとなっている」と胸中を明かしている。
CMのタイトルは「Not So Fast. Not So Furious」。『ワイルド・スピード』の原題『Fast and Furious』が意味する「猛烈な勢いで」の否定形だ。
CMの冒頭は、一瞬「猛烈な勢い」でドミニクが車を走らせ緊張感が漂うが、レティがハーゲンダッツのアイスクリームバーを食べ始めるとドミニクは愛おしそうにレティを見つめ、まったりとした空気が流れる。すると隣に車を走らせてやってきたテズがまったりモードのドミニクに驚き、「おい!スピード最優先の生活はどうした?」と声を掛ける。「今日はやめとく」と答えるドミニクは余裕の表情だ。
最後は「SLOW LIFE(スローライフ)」と書かれたドミニクの運転する車のナンバープレートが映し出され、幕を閉じる。
映画ファンは「なんともワイルドなクロスオーバー」「『ワイルド・スピード』のファミリーが大好き」「最高のマーケティング。ちゃんとアイスが食べたくなった」「映画の続編も早くよろしく!」などの感想をXに寄せている。
(賀来比呂美)