弁護士の八代英輝氏(60)が5日、TBS系「ひるおび」(月〜金曜午前10時25分)に生出演。フジテレビの親会社フジ・メディア・ホールディングス(FMH)株主の米投資ファンド、ダルトン・インベストメンツが3度目の書簡で日枝久取締役相談役(87)の辞任を要求したことについてコメントした。
番組司会を担当する恵俊彰(60)から「八代さん、どう感じました、今回」と問われた八代氏は「ダルトンがどこから情報を得て、日枝氏の体制を独裁だと言っているのか、という元の部分が気になるところではあるんですが、組合等が会見の出席を求めている状況がある。(1月27日の会見でも)記者からの多くの質問で日枝氏の退任させる必要があるのではないかという質問もされてきている」と、フジテレビをめぐる騒動で日枝氏への意見が表面化してきている事情を提示した。
さらに「確かに1人の人が40年も取締役に座り続けるということは、たとえば女性であったり若い方であったり、代わっている人の機会を奪うことにもなりますので、健全ではないかも知れませんけれども、独裁者と決めつけるには何かの強い思いがあるのかな、と」と独裁者と言い切る根拠について疑問を呈した。
そして「ダルトンは会社としてのFMHの株主として、会社としての企業価値を最大化することがやはり目的だと思う。今の経営陣がいすれかのタイミングで刷新されて、若い人たちにガラッと代わったら、株価はすごく跳ね上がる。その中で、日枝さんにも退陣してもらわなきゃいけないでしょ、というのは分かる」と一定の理解も示した上で「今、特段、日枝さんを名指ししてまず抜けろ、というのはちょっとどうなのかなとは思いました」と違和感も口にした。
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