2025年1月のスマートフォン市場で、Googleがメーカー別販売台数ランキングのTOP3から陥落した。同社がTOP3入りを逃すのは22年9月以来、2年4か月ぶりとなる。家電量販店・ネットショップの実売データを集計する「BCNランキング」から25年1月のスマートフォン市場を振り返る。
その他の画像はこちら 25年1月のスマートフォン市場は、アップルが64.4%で首位を獲得した。24年9月以降、5か月連続で6割台を維持している。
2位はシャープでシェア7.3%、3位はFCNTでシェア5.5%だった。シャープの販売台数前年同月比は140.9%、FCNTは237.2%と躍進し、それぞれ前月から1ランクアップした。一方、24年12月に2位だったGoogleは4位に後退。2年4か月ぶりにTOP3入りを逃した。「Pixel 8a」は好調な売れ行きが続くものの、それ以外の機種が伸び悩み、販売台数前年同月比は82.3%と振るわなかった。
25年1月のシリーズ別販売台数ランキングは、アップルの「iPhone 15」が1位を獲得。「iPhone 14」が2位、「iPhone 16」が3位で、24年12月に続き、アップルがTOP3を独占した。
10位にはOPPOの「Reno11 A」がランクイン。前月から2ランクアップで3か月ぶりにTOP10に返り咲いた。(BCN総研・筧采斗)
*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースです。