スーパーで偶然遭遇した北日本の珍味を、おいしく食べられるように加工する動画がTikTokで話題に。珍しい魚卵とおいしそうな料理に注目が集まり、記事執筆現在までに137万回以上再生されています。
この動画を投稿したのは、レトロ雑貨店「ケダマヤ商店(@kedamaya)」の店主。TikTokでは、グルメ動画をメインに投稿しています。
●“おこぜの卵”とスーパーで遭遇
今回登場する食材は、スーパーで遭遇したという生食用の“おこぜの卵”。本来はケムシカジカ(トウベツカジカ)というカジカの一種の卵ですが、北日本ではカジカ類を一くくりに“おこぜ”と呼ぶことがあるのだとか。特に北海道などで食べられているようです。
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半額でゲットした未知の食材は、魚屋さんのアドバイスに従ってしょうゆ漬けにすることに。まずはタレを作るために、白だし、酒、みりん、砂糖、しょうゆ、水を鍋に入れて沸かし、アルコールをしっかり飛ばしたら冷ましておきます。おこぜの卵はいくらより少し小さいために、気持ち薄味にしたそうです。
次にほぐしていきますが、粒が手にまとわりついて大変です。そこで、魚屋さんから教えてもらった“80度のお湯でほぐす”という方法をとることに。
●魚屋さん直伝テクニックでほぐす
お湯に卵を入れたら袋状になっている皮におはしを突き刺して、ほぐすようにかき回します。すると、熱で縮んだ皮がするりと取れました。残った皮を手で取り除いたら冷まし、タレを注いで一晩寝かせたら完成です。
完成したしょうゆ漬けをほかほかのごはんにたっぷりかけ、刻みのりとわさびを乗せていただきます! 小さめの粒が米によく絡んですばらしい食感を生み出していたそうです。これは間違いなくおいしいやつ……!
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●キラキラした卵のしょうゆ漬けへの反響
この投稿には「おこぜの卵初めて見ました!」「めっちゃおいしそうですね」「おこぜの卵なんてスーパーであるんだね! すげ〜」という声の他、「初めて出会った食材にも臆せずプロの人に食べ方を聞きに行って実践しておいしい料理にするの!! すばらしいです」という声も寄せられていました。
動画提供:ケダマヤ商店さん
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