俳優の桐谷健太が、4月期放送のABCテレビ・テレビ朝日系日10ドラマ『
【写真】『インフォーマ』桐谷健太&佐野玲於&二宮和也ら、渋谷降臨で騒然いつか、ヒーロー』に主演することが6日、発表された。脚本家・林宏司氏のオリジナル社会派ストーリーで、桐谷が「人生、死ぬまで敗者復活戦」の復讐に挑むニューヒーローとなる。
桐谷が演じるのは、情熱あふれる児童養護施設の職員・赤山誠司。恵まれない環境で育ちながら、将来の夢や希望を抱いている子どもたちの姿を見て、赤山は確かな未来を信じていたが、ある日、消息を絶つ。そして20年後、金も仕事もなくなり、施設に帰ってきた赤山が目にしたのは、夢や希望を失い、絶望の淵に立つ教え子たちの姿だった。
情けないアラフィフ男の赤山と、生きづらい世の中に諦めを感じている5人のアラサー男女。20年ぶりに再会した恩師と教え子たちはぶつかりながらも絆を深め、やがて世代を超えて手を組み、腐った巨大権力を相手に立ち向かっていく。
空白の20年間、教え子たちと赤山に何があったのか。情けない中年男と若者達の痛快な復讐劇の裏に隠されたいくつもの謎が隠され、胸がすく伏線回収へ。手に汗握る展開と痛快な復讐劇、若者達の交流を描いた人間ドラマが複雑に絡まり、先読み不能なエンターテイメントを届ける。
桐谷は、昨年だけでも『院内警察』『Qrosの女』で立て続けに連続ドラマ主演を務め、同じく主演した配信ドラマ『インフォーマ -闇を生きる獣たち-』も高い視聴回数を記録。現在放送中の大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』にも出演が決定している。
オリジナル作品にこだわる日10枠にあって、今回は、林氏が書き下ろす。これまで『離婚弁護士』シリーズ、『ハゲタカ』、『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』シリーズ、『BOSS』など、社会派ドラマを多数ヒットさせてきた。連続ドラマは『トップナイフ-天才脳外科医の条件-』(2020年)以来、5年ぶりとなる。監督は、『ムショぼけ』『あの子の子ども』など話題作を手がけるアベラヒデノブ氏が担当する。
■桐谷健太 コメント
まずはオファーをいただいたことに感謝します。
今作で演じる赤山という人物は、太陽のような男で、情に厚く涙もろい面もありながら、実は真逆の側面を持ち合わせています。彼は決してヒーローなんかじゃない。
この作品はとても強烈で、自分自身まるごとぶつかっていくことでしか太刀打ち出来ないなと感じています。
何より大切なのは「今」だけど、俺たちを奮い立たせる「いつか」を信じて。
■脚本・林宏司氏 コメント
「今だけ金だけ自分だけ」社会の底が抜けたような現代日本で、真のヒーローとは?SNSでフォロワー数を稼いだ人間?あざとく権力を握った政治家?良心を捨てて抜け目なく稼いだビジネスマン?……「違う、そうじゃない!」
それがこのドラマのテーマです。同時に、世代間の断絶が叫ばれる今、くたびれた中年男ともう若くはない若者との葛藤と友情の話でもあります。圧倒的なサスペンスとエンタメで「来週が待ち遠しい!」という少し昭和レトロな?連続ドラマならではの興奮を日曜日夜にお届けします。