ウルブス、今冬に守田英正の獲得を狙っていた?…約16億円以上の支払いに難色で移籍実現せず
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2025年02月06日 11:05 サッカーキング
ウルヴァーハンプトン(ウルブス)が今冬の移籍市場にて、スポルティング所属の日本代表MF守田英正の獲得を狙っていたようだ。5日、ポルトガルメディア『A Bola』が伝えている。
ここまで24試合を消化したプレミアリーグで勝ち点「19」の17位に低迷し、残留争いに巻き込まれているウルブス。巻き返しを図るシーズン後半戦に向けて、今冬の移籍市場ではスタッド・ランスからコートジボワール代表DFエマニュエル・アグバドゥとジンバブエ代表MFマーシャル・ムネツィ、ツルヴェナ・ズヴェズダからブルキナファソ代表DFヤクーバ・ナセル・ジガを獲得し、3名の補強に推定総額4260万ポンド(約81億円)を費やした。
そんなウルブスだが、水面下で守田の獲得にも乗り出していたようだ。同クラブは、最終的にガラタサライへ移籍したガボン代表MFマリオ・レミナの代役確保を画策し、スポルティングで主軸として活躍する日本代表MFにアプローチした模様。しかし、間も無く30歳を迎える同選手に1000万ユーロ(約16億円)以上の移籍金を提示する意思がなかったことから交渉が進まず、移籍は実現しなかったようだ。
現在29歳の守田は川崎フロンターレで頭角を現し、サンタ・クララを経て、2022年夏にスポルティングに完全移籍で加入した。すぐさまボランチの主軸に定着すると、ここまで公式戦通算107試合出場10ゴール11アシストをマークし、昨シーズンはプリメイラ・リーガ制覇に貢献。在籍3年目の今シーズンは負傷離脱がありながら、公式戦26試合に出場し2ゴール3アシストを記録している。
なお、守田の現行契約は2026年6月末までで、契約満了までは残り1年半ほどとなっている。スポルティングは契約延長を希望しているが、手続きは保留中だと『A Bola』は報じている。
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