今季最強・最長寒波の影響は9日(日)頃にかけて続くでしょう。7日(金)から8日(土)は再び大雪のピークとなり、北日本から西日本の日本海側はドカ雪の恐れがあります。車の立ち往生など交通障害に警戒。太平洋側にも雪雲が流れ込み、名古屋や大阪でも雪が降りそうです。
●今季最強・最長寒波の影響 9日にかけて続く
今季最強・最長寒波の影響は9日(日)頃にかけて続くでしょう。7日(金)から8日(土)は再び寒気のピークとなる見込みです。
北海道から北陸は雪が強く、さらに積雪が増えるでしょう。風が強く、猛吹雪となる可能性もあります。車の立ち往生など交通障害に警戒が必要です。近畿北部から九州は7日(金)から8日(土)は再び雪が強まり、日本海側を中心に大雪となる恐れがあります。
東北の太平洋側、東海、近畿中部・南部、四国など太平洋側にも雪雲が流れ込み、積雪となる所があるでしょう。名古屋や大阪でも雪が降る予想です。積雪や路面の凍結に注意が必要です。滋賀県の米原周辺で雪が強まり、東海道新幹線で遅れなど影響がでる可能性もあります。最新の気象情報、交通情報にご注意ください。
●12日〜13日は前線が通過 広く雨
10日(月)から11日(火)は冬型の気圧配置が西から緩むでしょう。西日本の雪はやみますが、北陸から北海道の日本海側は雪が降りやすい見込みです。
12日(水)から13日(木)は低気圧が北海道の北を進み、低気圧から延びる前線が日本付近を通過するでしょう。九州から関東は雨、北陸や東北、北海道は雨や湿った雪が降りそうです。積雪の多い所では雪崩や屋根からの落雪にご注意ください。前線通過後は冬型の気圧配置になり、東北や北海道で雪が降るでしょう。
東京都心では12日(水)から13日(木)は最高気温が15℃以上となり、寒さは和らぎそうです。
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●14日以降も北海道〜北陸は雪 関東以西は花粉シーズン本格化
14日(金)以降も北海道の日本海側から北陸は雪が降りやすいでしょう。関東から九州は晴れる日が多い見込みですが、16日(日)は関東や九州で、17日(月)は関東で雨や雪が降る可能性があります。19日(水)は九州から近畿で雨が降るでしょう。
関東以西では厳しい寒さは少し和らぎそうです。日中は日差しの暖かさを感じられるようになりますが、花粉シーズンが本格化しますので、花粉症の方は対策が必要です。
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