ケイン、バイエルンとの契約に解除条項が付随か…”古巣”トッテナムは優先交渉権を保有?

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2025年02月06日 15:09  サッカーキング

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バイエルンでも得点を量産しているケイン [写真]=Getty Images
 イングランド代表FWハリー・ケインがバイエルンと締結している現行契約には、解除条項が付随しているようだ。5日、ドイツ紙『ビルト』やイギリス紙『テレグラフ』が伝えている。

 現在31歳のケインは2004年夏にトッテナムの下部組織に加入し、2011−12シーズンにトップチームデビューを飾ると、その後はエースストライカーとして得点を量産。公式戦通算430試合で280ゴールを挙げると、2023年夏には推定1億ユーロ(約158億円)の移籍金でバイエルンに加入した。ドイツの地でもその決定力を遺憾なく発揮しており、ここまで公式戦72試合で70ゴール22アシストをマークしている。

 今回の報道によると、ケインがバイエルンと締結してる2027年6月末までの契約には解除条項が付随しているとのこと。今冬に発動する場合の金額は8000万ユーロ(約127億円)に設定されていたようだが、来冬には6500万ユーロ(約103億円)程度まで値下がりする可能性があるという。『ビルト』によると、ケイン本人は現時点でバイエルン退団をまったく検討していないものの、契約解除条項は確かに存在すると報じている。

 また、ケインの古巣トッテナムは、2023年夏の売却時に同選手の優先交渉権を手にした可能性がある模様。これはケイン本人がバイエルン退団を望み、クラブ側も放出を容認した場合にのみ適用される条項のようだ。しかし、この条項には移籍金に関する取り決めがないため、トッテナムがケインの獲得を目指す場合には、契約解除金を支払うか、バイエルンとの価格交渉に臨む必要があると『テレグラフ』は強調している。

 なお、『シュポルト・ビルト』によると、バイエルンはすでにケインの後釜となり得る若手ストライカーの確保に向けて動いているとのこと。クラブ内部では、スポルティング所属のスウェーデン代表FWヴィクトル・ギェケレシュやライプツィヒ所属のスロベニア代表FWベンヤミン・シェシュコらの名前が議論されているようだ。

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