“DeNAの元気印”2年目・度会隆輝「今年は優勝する最後の瞬間をグラウンドで」開幕スタメンへアピール

■プロ野球　DeNA春季キャンプ（6日、沖縄・宜野湾市）

DeNAの2年目・度会隆輝（22）がライブBPでヒットを放ち、首脳陣にアピールした。

今キャンプのライブBPで初めて打席に立った度会。投手の三嶋一輝（34）から2球で追い込まれるも、4球目の高めのストレートをはじき返し、鮮やかなヒットを打った。
 
昨季、度会はルーキーながら開幕スタメンで出場し、2戦連発という輝かしいデビューを飾った。しかしプロの球に苦しみ、2軍落ちも経験。日本一を決めた日本シリーズでもハマスタのグラウンドには立てなかった。
 
その悔しさを胸に、今オフに3キロ増量した度会。バランスの良い食事を心がけ、朝昼晩の3食すべてで食べる量を増やし、ウエイトトレーニングと体作りに取り組んできた。「打球も飛ぶようになっているし、体の状態もいい」と手応えをつかんでいる。
 
チームでは筒香嘉智（33）、梶原昂希（25）、佐野恵太（30）、桑原将志（31）など外野の熾烈なレギュラー争いが始まっている。「去年ルーキーイヤーで開幕スタメンで使っていただいて、その分今年もやらないといけないと思う。経験させてもらった分、今年は日本シリーズ優勝する最後の瞬間をグラウンドで分かち合いたい」。再び開幕スタメンの座を勝ち取り27年ぶりのリーグ優勝、そして日本一の立役者を目指す。