【アイスホッケー】22歳輪島夢叶2得点「鳥肌立つくらいうれしかった」スマイルジャパン好発進 

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2025年02月06日 20:28  日刊スポーツ

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第1ピリオドに2点目を追加して喜ぶ日本のメンバー。左端は得点した輪島(撮影・保坂果那)

<アイスホッケー女子ミラノ・コルティナ五輪最終予選:日本7−1フランス>◇G組◇6日◇北海道苫小牧市・nepiaアイスアリーナ



「スマイルジャパン」がフランスに7発快勝で好発進した。


地元・苫小牧市出身のFW輪島夢叶(22=道路建設ペリグリン)が、1−0の第1ピリオド7分30秒、同15分27秒と連続で得点、勢いをもたらした。前夜の食事がのどを通らないほど緊張して臨んだが、「満員の観客の中でプレーするのは初めてだったので、楽しかった。ゴールを決めた後は盛り上がってもらい、鳥肌が立つくらいうれしかった」と喜んだ。


五輪初出場を目指す22歳にとって、A代表初ゴールだった。1点目は右サイドからのミドルシュート。2点目はGKからこぼれたパックを押し込んだ。身長156センチで代表メンバーで2番目に小さいが、武器はスピード。「(パックを)もらった後、スピードに乗れた」と持ち味を生かした。


男子の名門、駒大苫小牧高出身で、女子アイスホッケー部第1期生。同期は2人でスタートした。卒業後は進学せずに地元の栗林港運倉庫に就職し、サポートを受けながら競技に集中。22年北京五輪は出場決定後の合宿にも参加していたが、右手首を負傷して手術したこともあり、メンバー入りを逃していた。「3年前、悔しい思いをした。活躍して五輪切符をつかみたいという思いは人一倍強い」。8日ポーランド戦、9日中国戦へ気持ちを高めた。【保坂果那】

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