<アイスホッケー女子ミラノ・コルティナ五輪最終予選:日本7−1フランス>◇G組◇6日◇北海道苫小牧市・nepiaアイスアリーナ
「スマイルジャパン」がミラノ・コルティナ五輪切符獲得へ好発進した。
世界ランキング7位の日本が、同13位のフランスに7−1で快勝。第1ピリオド2分3秒にFW伊藤麻琴が先制し、同7分30秒と15分27秒には連続でFW輪島夢叶が追加点を挙げた。20歳と22歳の初五輪を目指す若手が勢いをもたらし、飯塚祐司監督(50)は「シュート41本で7点。だいたい10本に1点が目安。チームの自信になる」と決定力にうなずいた。反対に、昨年12月に2−3で敗れていた難敵のシュートは24本に抑えた。
相手は190センチのFWら長身がそろい、日本は体格で下回るも技術で制した。身長156センチで、地元苫小牧市出身の輪島は「自分の武器はスピード」と積極的に攻め2得点で貢献した。
しっかり勝ち点3をつかみ、出場4チームの首位に立った。8日に20位ポーランド、翌9日に12位中国と対戦し、全体1位で4大会連続の五輪出場が決まり、日本勢の26年五輪切符獲得第1号となる。14年ソチ五輪から出場を続ける主将のDF小池は「勢いをつけてつなげていける」と自信を見せていた。【保坂果那】
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