前田公輝(33)主演のミュージカル「ミセン」が6日、めぐろパーシモンホールで東京公演初日を迎えた。
14年に韓国で社会現象になったドラマのミュージカル化。1月に大阪公演で幕を開け、2日に愛知公演を終えた。前田は「大阪、愛知でエネルギーを蓄え、しっかりと準備を整えて戻ってこれたことで、お客さまに思いを届けることができました。またカンパニー全体がそれぞれバランスを整え、最高の状態で初日を迎えられた結果、大成功を収めることができました。心から感謝しております」と充実感をにじませた。
囲碁のプロ棋士になる夢をあきらめ、商社にインターン入社した主人公チャン・グレ(前田)の成長を描く物語。企業を舞台にしながら社会全体の縮図が見え、大人の心に刺さる作品になった。
前田は来場者に向けて「この舞台は、新しいミュージカルです。没入感とリアリティーを大切にし、皆さまの心が揺さぶられるよう、試行錯誤を重ねました。その日限りの特別なミュージカル体験を、ぜひ楽しみにお待ちください」と呼びかけた。
チャン・グレの母を演じる安蘭けい(54)も「東京でのお客さまの反応はどうなのかドキドキでしたが、温かく迎えていただき、とてもうれしかったです!」と手応えを感じている。「この物語には、いろんな愛の形があります。きっとあなたに響く愛があるはずです。ぜひ! 持ち帰ってください!」とアピールした。
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東京公演は11日まで行われる。
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