「ヒロイン失格」「センセイ君主」の幸田もも子原作映画『君がトクベツ』の公開が決定。畑芽育と大橋和也(なにわ男子)がW主演を務める。
黒髪メガネの陰キャ女子・若梅さほ子は、過去のトラウマからイケメンが大嫌いに。ある日、さほ子の母が営む定食屋に、誰もが知る国民的アイドルの桐ケ谷皇太が来店。さほ子が自分のファンだと勘違いした皇太は、キラキラ笑顔で過剰なファンサービスを披露。そこで思わずさほ子は「誰もが自分を好きになると思ったら大間違いだっ!」と言い放つ――。
原作漫画は、2019年から連載がスタートし、今年1月に「別冊マーガレット」で最終回を迎えたばかり。イケメン嫌いの陰キャ女子と国民的アイドルのまさかの出会い、そして恋愛模様を描き、女子の心を掴んできた人気漫画が実写化。
『なのに、千輝くんが甘すぎる。』『うちの弟どもがすみません』の畑芽育が演じるのは、過去のトラウマから世のイケメンを呪う陰キャ女子・さほ子。
畑はキャラクターについて、「とにかくクセありで、そしてウブで愛らしい女の子だなと思いました。イケメン嫌いなさほ子ですが、皇太と出会うことにより自分の気持ちに歯止めが効かなくなっていく様子は本当に可愛らしくて、つい背中を押したくなるキャラクターだと感じました」と説明。
原作漫画のファンを公言していた大橋和也が演じるのは、現実ともリンクする“国民的アイドルグループのリーダー”皇太。
本作が映画初主演となる大橋は、「アイドルとしての生き方が僕の目指しているアイドルの考え方と同じで、この漫画を読む度に背中を押してもらえてがんばれます!また、人間味がありみんなに見せる姿は完璧なアイドル皇太なんですけど、見せられる人に見せる落ち込んだ姿、泣き顔、たくさんの喜怒哀楽がちゃんと人間なんだなって思います笑 ファン目線ですね笑笑」と演じるキャラクターについて語った。
お互いについては、「元々作品の大ファンだということを伺っておりましたので、大橋さんの熱量に負けぬよう頑張りたいと思います」(畑)、「切り替えがすごいなぁーって思いました!喋っていると笑顔をたくさん見せてくれたり喋りやすい空気を作ってくださったりめっちゃ引っ張ってもらってます!!!」(大橋)とコメントしている。
また、“陰キャ女子”さほ子と“国民的アイドル”皇太のまさかの恋の行方に期待が高まるティザービジュアルと超特報映像も到着した。
なお、監督は「恋愛のすゝめ」の松田礼人、脚本は『恋わずらいのエリ―』『あたしの!』のおかざきさとこが務める。
『君がトクベツ』は6月20日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。
(シネマカフェ編集部)