モデル・タレントの藤田ニコルが、3月12日に美容本『私が垢抜けた82の方法』(講談社)を発売する。テーマは「垢抜けの方法」で、自分磨きの中で彼女が見つけた「可愛くなるためのテクニック」をわかりやすく解説する。
【写真】パリで撮影した圧巻ショット添え…『ViVi』専属モデル卒業を報告した藤田ニコル 藤田は飾らない発言で出演するテレビ番組を盛り上げ、専属モデルを務める雑誌『ViVi』では歴代最多の表紙出演、夢だったというアパレルやコスメのプロデュース業も好調。2023年には結婚し、ギャルから大人の女性に進化中である藤田ニコルの美の秘密に迫る。
10年前、藤田は「にこるんビーム」でテレビ界を席巻。分厚い前髪、濃いめのメイク、目の下の広範囲に入れたチーク。当時のスタイルは「殴られたのか?」と話題になり、SNSでは「藤田ニコル ブス」というワードがトレンド入り。彼女自身も「エゴサーチしたらトレンドになってた」と振り返る。
誹謗中傷を受ける中で、「自己肯定感を一回ぶっ壊された」と語る藤田。しかし、その状況に屈することなく、「もっと可愛くなりたい」という気持ちを原動力に、自分磨きを続けてきた。メイクやスキンケアを研究し続けた結果、「最近また『自分は可愛い』と思えるようになった」と話す。
大きく変わったのがメイク。自宅にコスメ部屋を作るほど化粧品オタクの彼女は、気になるアイテムは片っ端から試し、一日として同じメイクの日はないと言い切る。そのメイクテクはプロ顔負けで、本人が目指す「The芸能人顔」に近づけるべく、目頭に引く“丸切開ライン”や、鼻や輪郭を削るシェーディング方法なども考案。そのメソッドを本書で解説している。
そのほか、スキンケアやダイエットの話や、下着のイメージモデルになったこと開眼したというバストケア方法など、垢抜けるためにできるあらゆることが詰まった一冊となる。
人の外見を悪く言ったり、もっときれいになりたくて努力している人に水をさしたりする人がいるが、藤田も色々なことを言われて辛かった経験から「可愛くなろうとする人たちの足を引っ張るんじゃなくて、いいね、よく頑張ったね、って褒め合いたい」という想いを持つようになった。参考にしたら誰もが前向きになって、かわいくなれるような、「藤田ニコル流・垢抜けメソッド」が詰まっている。