7日から、LINEマンガのオリジナルwebtoon『入学傭兵』のポップアップストアがLINE FRIENDS SQUARE SHIBUYAで開幕。前日6日には、本作の原作者であるYC(ワイシー)氏、作画のrakhyun(ラクヒョン)氏が来日。サイン会の前に囲み取材が行われ、心境を明かした。
【写真】これはカッコイイ!斉藤壮馬が声を吹き込んだもう1人の“壮馬” LINEマンガのオリジナルwebtoon『入学傭兵』は、圧倒的な人気を誇るバトル・アクションマンガ。「LINEマンガ年間ランキング」にて2023年、2024年と2年連続で1位を獲得するなど、日本でも高い支持を受けている。
いち早く店内を見たという原作者・YC氏は、「一人の作家としてポップアップが開催できるというのはとても光栄なこと」と感慨深い表情。「特に日本という国は、アニメーションやマンガの国と呼ばれるぐらい目の肥えたファンが多い。そのような国で読者の皆さんに大きな愛をもらって、こんなチャンスが得られたことに感謝しています」と語る。作画のrakhyun氏も、「一生忘れることができない思い出になるでしょう」と述べ、「何かつらいことが起きたときに、この光景を思い出すことで前に進む力を得たいと思います」と笑顔を見せていた。
『入学傭兵』ポップアップストアには、主人公・帯刀壮馬らが愛用しているSW Corp.のジャージをはじめ、作中のアイテムを忠実に再現した商品や、ストアのために特別に作画のrakhyun氏が描き下ろした傭兵時代の壮馬たちのイラストを使用したアクリルキーホルダやアクリルスタンドなど100点以上のグッズが販売される。
さまざまなグッズを手に取った感想を尋ねられたYC氏は、「私たちの作品でこんなにも多くのグッズが生まれるなんて、驚きです」と目を見開くと、「キャラクターが描かれたアクリルスタンドがお気に入り」と笑顔を見せる。rakhyun氏も、「SW Corp.のジャージが作中のままだったことに感動しました」とクオリティの高さに驚いていた。
またストアの目玉として、人気声優・斉藤壮馬が帯刀壮馬の声を担当したスペシャル動画も公開されている。YC氏は、「動画を観たとき、自分の作品じゃないような感覚に陥りました」と率直な胸の内を明かし、「普段僕らはマンガを描くとき、あまり声をイメージするということはないのですが、声優さんの素晴らしい演技が加わった動画を観ていると、自分も一ファンのような気持ちになったんです。声が加わると、webtoonとはまた違った魅力になるんだなと実感しました」と感想を述べていた。
rakhyun氏も、「webtoonでは目で見て、頭のなかでいろいろな物語を想像しながら読んでいるのですが、声優さんが声を吹き込んでくれた動画を観て、壮馬から声を掛けられたような気持ちになりました。本当に素晴らしい体験をさせていただきました」と、動画への期待を煽っていた。
『入学傭兵』のポップアップストアは、LINE FRIENDS SQUARE SHIBUYA(B1F)にて、2月7日から25日まで開催中(11:00〜20:00)。声優・斉藤壮馬が帯刀壮馬の声を担当したスペシャル動画は、ポップアップストアの体験型空間メディアゾーンにて公開。さらに、LINEマンガ公式YouTubeでは、「『入学傭兵』公式PV CV:斉藤壮馬」を公開している。
(文:磯部正和)